くらし まちかど*リポート

空き家を心安らぐ民泊に
長岡 周平さん

元市地域おこし協力隊で、あん摩マッサージ指圧師の資格を持つ長岡さんは、中央1丁目にある空き家を活用し、マッサージの施術を提供する民泊を開業しました。
協力隊として活動していたときは、市内の空き家情報を登録する「空き家等情報バンク制度」の周知のほか、現地へ赴かずに仮想現実(VR)で物件を内覧できる動画を県内で初めて制作するなど、移住・定住の促進に向けて取り組んでいた長岡さん。活動をとおして「空き家を宿泊施設として再生し、地域内外の人が関わる起点となる場所をつくりたい」という思いが芽生えたといいます。
民泊を始めるにあたり選んだ物件は、空き家バンクに登録されていた築50年以上の民家。立派な門構えや美しい庭園、和モダンのリビングに心を惹かれ、即決したそうです。また、建物に残されていた家具の一部は再利用し、手入れをしながら空間に馴染ませることで、温かみのある落ち着いた雰囲気に仕上げました。
民泊の名前は「とまり木」。長岡さんは、「鳥が木にとまるように、一時的に立ち寄って休息したり、安らぎを得られたりできる場所にしたい」と語ります。空き家から長岡さんの思いの詰まった民泊へと生まれ変わった「とまり木」は、訪れる人に心安らぐ時間をもたらしてくれます。