くらし ≪特集≫令和6年度 決算(1)

一般会計歳出総額は、約138億円(前年度約132億円)

令和6年度の決算がまとまりました。
皆さんから納めていただいた税金がどのように使われたのかをお知らせします。

◆歳入
決算額は、145億5,921万9,346円となり、令和5年度決算と比較すると、4億9,509万452円(3.5%)の増額となりました。主な要因は、地方交付税やなすからこども園の新築に係る補助金、ふるさと応援寄附金の増加によるものです。

◆歳出
決算額は、137億8,355万8,533円となり、令和5年度決算と比較すると、5億9,998万2,854円(4.6%)の増額となりました。主な要因は、物価高騰の影響や職員人件費の増加・なすからこども園の新築に係る整備費の増加によるものです。次のページで令和6年度に実施した主な事業を紹介します。

◆令和6年度に実施した主な事業
那須烏山市第3次総合計画に掲げる5つの基本目標に係る主な事業を紹介します。

1.未来につなぐ健やかな暮らしを支える
・なすからこども園の新築(令和5年度~令和6年度の継続費) 555,868千円(令和6年度)
・物価高騰対策として小・中学校への食材購入費の助成 12,599千円
・保護者負担軽減として給食費および副食費の助成 34,173千円

2.未来につなぐ学びを育む
・大桶運動公園管理棟の改修 55,638千円
・オーストラリアへの中学生海外派遣 8,400千円

3.未来につなぐ賑わいを創出する
・デジタル烏山城体験の実施 10,989千円
・園芸作物パイプハウスや果樹棚の導入費用の助成 11,606千円
・花立憩いの森公園の修繕 2,563千円

4.未来につなぐ安全・安心な暮らしを守る
・三箇トンネル・小白井トンネルの照明更新工事 127,664千円
・旧境小学校の解体工事 113,432千円
・JR烏山線アキュム導入10周年記念イベントの開催 2,220千円

5.未来につなぐ持続可能な行政運営を築く
・書かない窓口システムの導入 7,684千円
・生涯学習施設整備計画の策定(令和6年度~令和7年度の継続費) 5,610千円(令和6年度)

そのほか、定期的な市政懇談会・タウンミーティングの開催、手数料抑制を目的とした口座振替キャンペーンの実施

◆市民1人あたりに使われたお金
人口 23,307人(令和7年4月1日現在の住民基本台帳人口)

▽一般会計合計
137億8,355万9千円
591,391円/人

▽議会費
1億2,552万8千円
5,386円/人
議会運営のために

▽総務費
22億1,346万5千円
94,970円/人
総合運営のために

▽民生費
49億2,709万9千円
211,400円/人
高齢者・障がい者・児童などの福祉のために

▽衛生費
13億4,562万6千円
57,735円/人
健康診断、予防接種、ごみの回収処理のために

▽農林水産業費
3億1,125万7千円
13,355円/人
農業振興、農地保全のために

▽商工費
3億9,658万8千円
17,016円/人
商工業の育成、観光事業推進のために

▽土木費
13億5,358万3千円
58,076円/人
道路・橋りょう・公園の整備、管理のために

▽消防費
5億8,390万4千円
25,053円/人
消防、防災のために

▽教育費
11億5,137万8千円
49,401円/人
義務教育・生涯学習の推進、スポーツ振興のために

▽公債費
13億326万5千円
55,917円/人
借入金の返済のために

▽その他
7,186万6千円
3,083円/人
労働費、災害復旧費など