くらし 市政情報・地域の情報

◆街頭指導で事故防止を呼びかけ 秋の交通安全運動
9月21日(日)~30日(火)にかけて「秋の交通安全県民総ぐるみ運動」が行われました。
期間中の22日(月)には、旭交差点で市や那須烏山警察署、交通安全協会、安全運転管理者協議会などの関係者約20人が特別街頭指導を行い、安全運転を呼びかけました。また、26日(金)には、「飲酒運転根絶・夜間走行中の原則ハイビーム徹底強化の日」として、市内スーパーでチラシや啓発グッズを配布し、買い物客へ交通事故防止を呼びかけました。

◆市内2道路の課題を確認 とちぎの道現場検証
市内の道路が抱える課題や整備の必要性を検証する「とちぎの道現場検証」が9月1日(月)、泉町交差点と横枕地区で行われ、市長をはじめ、那須烏山警察署、県烏山土木事務所、地元学校関係者、地元自治会長など約20人が参加しました。
検証した道路は、歩道や隅切りが狭く通行に危険性がある泉町交差点と幅員の狭さや急勾配、急カーブの連続が指摘される主要地方道那須烏山御前山線で、参加者は実際に両路線を歩き、現場の状況を確認しました。

◆受け継がれる伝統芸能 市内各地で奉納の舞を披露
▽塙の天祭
8月31日(日)、国選択無形民俗文化財「塙の天祭」が三箇の松原寺で行われました。
この天祭は、風雨順調・五穀豊穣などを祈願する行事で、享保年間に松原寺を開山した出羽出身の鳥海上人が伝えたとされています。
当日は、地元の小・中学生が揃いの法被姿で「オカザキ」や「はやし太鼓」などの奉納太鼓や、「扇踊り」や「七つ綾」などの天祭踊りを披露し、市内外から訪れた多くの観客を魅了しました。

▽宮原八幡宮観世流太々神楽
9月21日(日)、市指定無形民俗文化財「宮原八幡宮観世流太々神楽」が落石釣堀で披露されました。
この太々神楽は、宮原八幡宮祠官斎藤松寿氏が伊勢神宮の権禰宜(ごんねぎ)を勤めた後、明治17年に神楽の面や口伝などを携えて帰郷し、斎藤主膳を師匠として伝承したことが始まりとされています。
当日は、小学生から大人まで幅広い世代が舞を奉納。惣禮舞を披露した高校1年生の大橋陽さんは「伝統を長く継承していきたい」と話していました。

◆「カラス」になってみんなで歩く 烏~装(カァ~そう)行列
英語の「クロウ」の語呂合わせで「カラスの日」となる9月6日(土)、カラスを模した黒い服装などで街中を練り歩く「烏~装行列」が行われました。
地域と学校が連携して行う「地域学校協働活動」で、烏山小学校のPTA関係者や卒業生らによる実行委員会が、地域の活性化と子どもたちの思い出づくりを目的に企画しました。
当日は児童や保護者、地域住民ら約350人が参加。山あげ会館からJR烏山駅前までの約1キロを小学校の校歌を歌いながら楽しく歩きました。

◆世界アルツハイマー月間 認知症に関する作品を展示
市では9月の世界アルツハイマー月間に合わせ、認知症に関する数々の作品を展示しました。
この取り組みは、認知症になっても住み慣れた地域で自分らしく暮らし続けられる地域づくりを目指す認知症普及啓発の一環として、市と各地域包括支援センターの認知症地域支援推進員が企画し、市内12の介護サービス事業所の協力を得て実現したもの。認知症普及啓発のシンボルカラーであるオレンジ色の作品をはじめ、各事業所のアイデア作品などが並びました。

◆市内の小学生・高校生が空手で全国の舞台へ
▽江川小学校3年 松本璃海さん
5月3日(土・祝)、ユウケイ武道館で開催された「第44回栃木県空手道少年錬成大会」で、江川小学校3年の松本璃海さん(志鳥)が小学生女子個人戦組手で第4位入賞し、8月21日(木)~24日(日)に東京都で開催された全国大会に出場しました。
年長の頃から空手を始めた松本さん。大会前の取材で「全国大会出場は、緊張よりも楽しみな気持ちのほうが大きい。得意の回し蹴りで、まずは一回戦を突破したい」と意気込みを話していました。

▽宇都宮商業高校3年 村山晴琉さん
5月18日(日)、ユウケイ武道館で開催された「第70回栃木県空手道選手権大会」で、宇都宮商業高校3年の村山晴琉さん(下川井)が少年男子組手で優勝し、10月5日(日)~7日(火)に滋賀県で開催された全国大会に出場しました。
全国大会まで一生懸命練習に励む村山さん。大会前の取材で「目標は入賞。勝つのはもちろんのこと、楽しむことを忘れずに高校生最後の試合に臨みたい」と意気込みを話していました。

◆植木愛子さん 100歳おめでとうございます
植木愛子さん(向田)が8月29日(金)に満100歳の誕生日を迎え、市から祝詞や記念品が贈られました。
植木さんは現在、市内の介護施設で暮らしています。好物は刺身や寿司で、以前は手芸や大正琴が趣味だったそうです。
ご家族から見て優しい性格の植木さん。長生きの秘訣は「好きなものを食べて、好きなように過ごすこと」と語ります。誕生日当日は、ご家族と一緒に100歳をお祝いしたそうです。

◆長寿と健康を祝う 市内各地で敬老会
9月15日(月・祝)の「敬老の日」を中心に、市内の77歳以上のお年寄り4,596人を主な対象として、市内102の自治会や9の施設が主体となり、敬老会事業を実施し、28の会場で式典が開催されました。
各会場では、食事をしたり、歌など様々な余興を楽しんだりと、参加者は和やかな雰囲気の中で長寿と健康を祝いました。また、あちらこちらから「元気だった?」などの声が聞こえ、久しぶりに再会した友人との思い出話に花を咲かせていました。