- 発行日 :
- 自治体名 : 栃木県下野市
- 広報紙名 : 広報しもつけ 令和7年8月号
■余暇の過ごし方
Freizeitaktivitäten(フライツァイトアクティビテーテン)
みなさんが日本からドイツに来てまず驚くことは、「日曜日と祝日に、飲食店以外のお店が閉まっている」ということではないかと思います。逆に日本で生活している私にとっては、市内だけでなく日本全国の営業時間が本当に助かります!日曜日や祝日、夜遅い時間までスーパーやコンビニが開いていて、買い物できることはありがたいですね。
ドイツではもともとキリスト教信仰の関係もあり、閉店法という法律で営業時間が制限されています。この法律によって、スーパーやデパートなどの商店は、日曜日・祝日は営業してはいけないことになっています。休日は働かずにしっかりと休養を取ってリフレッシュする、ということが重視されています。
そんなドイツでは、週末はどちらかというとアウトドア関連のレジャーが充実しています。特に私が以前住んでいたミュンヘンは、車で3時間も行くとアルプス山脈の一部にスキー場がいくつもあり、スキーやスノーボードの好きな方には絶好のロケーションです。冬以外でも、山歩きやハイキングが楽しめ、簡単に自然と親しむことが可能です。下野市も、3時間以内で那須塩原などにスキーやスノーボードを滑りに行けるので、とても便利だと思います!
アウトドアはあんまり…という方は、美術館や博物館巡りなどどうでしょうか。ミュンヘンにはアルテ・ピナコテークやノイエ・ピナコテークなど、ドイツや欧州美術を代表する作品が見られる美術館のほかにも、ドイツ博物館や自然技術博物館など、子どもと一緒に楽しめる博物館などもたくさんあります。また、バイエルン王家の住居であったレジデンツ博物館、西の郊外にある夏の離宮ニュンフェンブルク城も見応えがあります。車好きな方には、BMW博物館と、それに隣接するBMWワールドも魅力的ですので、会いに来てくれる日本人の友達を必ず連れていきます。
ミュンヘンより多くの日本人が住んでいる、ノルトライン=ヴェストファーレン州の州都デュッセルドルフには、選帝侯カール・テオドールの離宮として18世紀に建設されたバロック様式の優美な城、ベンラート城があります。有名なネアンデルタール博物館のほか、「クラシックレミーズ」というたくさんのクラシックカーが堪能できる車好きにはたまらない博物館もあります。また、“Little Tokyo“という日本商店街もあります。
夏のお天気のいい日にビアガーデンで生ビールを楽しむことは最高ではないでしょうか。日本のビアガーデンと異なり、ドイツのビアガーデンは、テーブルによっては食べ物の持ち込みが許されているところもあります。場内で売っているサバの塩焼きを買って、自宅から持ってきたポテトサラダやおにぎりと一緒に、大根おろしと醤油で味わう、ということも可能ですよ。楽しそうでしょう?
ここで、ミュンヘン市内で私が日本人の友達をよく連れて行った有名なビアガーデンをいくつかご紹介します。
(1)英国庭園(Englischer Garten(イングリッシャーガルテン))の北の端にあるビアガーデンでは、豊かな自然が楽しめます。
(2)中央駅から近く、市内最古で最大の野外市場Viktualienmarkt(ウィクトアリエンマークト)には、いつも混んでいて賑やかなビアガーデンがあります。
(3)英国庭園(Englischer Garten)内の、中国の塔(Chinesischen Turm(ヒネーズィシェントゥルム))ふもとにあるビアガーデンは、近くに昔懐かしい回転木馬や子どもの遊び場もあり、人気です。
(4)Augustiner-Keller(アウグスティヌーケーラー)は、テラスの開放感を楽しみながら、カリーヴルストとフライドポテトを美味しく食べられます。
(5)15世紀のお城のようなLöwenbräukeller(レーヴェンブロイケーラー)は、中央駅から徒歩10分です。
(6)「宮廷醸造所」という意味のHofbräuhaus(ホーフブロイハウス)では、白いソーセージを食べ、1リットルのビールジョッキを飲むべきです。
(7)広大な公園の中に、ミュンヘンで最大のビアガーデン、Hirschgarten(ヒルシュガルテン)があります。鹿の庭という意味で、鹿を見ながらビールを飲むことができます。まるで奈良公園の鹿みたいですね。ただし、野生動物なので鹿せんべいを食べさせることはできませんし、人間とコミュニケーションを取ってお辞儀する姿も見られません。