くらし 鳥獣対応のすすめ No.11

◆野生鳥獣との衝突事故にご注意
〜夜道にひそむ危険〜
秋から冬にかけては、町内でも「シカやイノシシとの交通事故」が増加します。特に夜間や早朝は、道路沿いに動物が出没しやすく、突然飛び出して大きな事故につながる恐れがあります。皆さん1人1人が意識することで事故を減らすことができます。

◇なぜこの時期に多いのか
秋はシカの繁殖期で、群れの移動が活発になります。冬になると食べ物を求めて人里に近づくため、道路へ飛び出すケースが増加します。さらに日没が早いため、人の帰宅時間と動物の活動時間が重なり、遭遇の可能性が高くなります。

◇出やすい場所は
・山林や農地に隣接する道路
・見通しの悪いカーブや橋の付近
・「動物注意」の標識が設置されている区間

◇運転時の注意ポイント
・夜間はハイビームを活用し、早めに発見できるようにしましょう。
・スピードを控えめにし、急な飛び出しに備えた運転を心がけましょう。
・1頭を見かけたら、群れが続けて横断する可能性があります。すぐに発進せず周囲を確認しましょう。
・万が一衝突してしまった場合は、安全を確保したうえで警察へ連絡してください。

◇事故を防ぐために
町でも鳥獣被害対策実施隊による捕獲活動を行っていますが、大切なのは、運転する皆さんが「いつ出るか分からない」という意識を持つことです。秋から冬にかけての夜道は特に注意し、安全運転をお願いします。

問合せ:農林振興課畜産係
【電話】72-6911