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◆まちなかで働く人の人柄に触れて
前橋まちなかエージェンシー 石川 瞳さん・34歳 朝倉町三丁目

毎月1日にまちづくり公社が発行するフリーペーパー・前橋まちなか新聞。平成29年6月の創刊から、まちなかの店舗やイベント情報などを発信し、9月で100号発行の節目を迎えた。制作を担当する石川さんは店主のルーツを探るコーナー「店主のる〜つぼ」に携わっている。
「新しくできた店舗や老舗、スタッフが気になっている飲食や物販など、さまざまなジャンルの店主を紹介しています。コンセプトは店主の人柄に触れること。どんな人が営んでいるかを紹介することで、店を知ってもらうことにつなげています」と石川さん。自身もかつて店主として取材を受けた一人だ。
「店の話はもちろん、当時プレーしていたラグビーの話などをしました。今は取材をする側になりましたが、出店したきっかけや趣味の話を聞いて記事にすることで、店主の人柄を伝えられるよう心掛けています」と話す。
「まちなかを歩くと知り合いに会うことが多くなってきました。最近は若い人が出店することが多かったり、視察でまちなかに訪れる人がいたり、まちなかが変化し、注目されていると感じています」と石川さん。
「この新聞を読んだ人に店主の人柄が伝わり、そこから何かを感じてくれたらうれしいです。まだ知らない店舗もあり、これからの取材が楽しみです」と意気込む。これからも前橋まちなか新聞はまちなかの今を伝えていく。