くらし こんにちは区長です

美しい彩りを見せてくれた木々の葉が落ち、風に舞う季節となりました。皆様いかがお過ごしでしょうか。
さて、先日、県立浦和工業高校の文化祭にお伺いしました。学校統合により今年度をもって校舎が閉じられるため、在校生(3年生)132人での最後の文化祭となります。
校門付近に設置された木製の橋は、数か月をかけて、有志の生徒で設計・製作されたとのこと。渡る際にケガのないようにと、丁寧にヤスリがかけられた表面に、ものづくりを学ぶ若者らしい配慮が感じられました。各教室では、ロボットの展示や学校キャラクターをアルミに刻印したオリジナル定規の販売等、工業高校ならではの催物もあり、学校史のラストを飾る文化祭になったことと思います。感動的だったのは、区内公民館の行事に長年参加いただいてきたコーラス部の発表です。アンコールでは、満員の観客と一緒に校歌の大合唱となり、割れんばかりの盛大な拍手が起こりました。
当日は昨年を上回る来場者だったそうです。賑やかな会場の中、生徒さんが明るく対応する姿が印象に残っています。校歌のとおり、日本の明日を担う若きエンジニアである皆様の未来が輝くことを願っております。
年の瀬が近づき、令和7年もあと僅かとなりました。今年一年、多くの方々からご支援、ご協力をいただきましたことに心から感謝申し上げます。皆様、どうぞ良いお年をお迎えください。
桜区長 栗原 ゆり