- 発行日 :
- 自治体名 : 埼玉県行田市
- 広報紙名 : 市報ぎょうだ 令和7年6月号No.948
■栄養満点 5月の行事食-かしわ餅が出ました-
・主食
米は全て行田産を使用し、うどんに使われる小麦は埼玉県産です。
・汁物
和食の汁物は、厚削り節から出汁をとって薄味にし、不足しがちな野菜を補えるように具だくさんにしています。
・主菜
肉や魚、卵を中心としたたんぱく質が摂取でき、魚は旬の時期を意識し、和・洋・中に合わせて味付けや調理法を変えて飽きない工夫をしています。
・副菜
ビタミン、食物繊維などの栄養素を摂れるように主に野菜を使ったメニューです。
・牛乳
成長期に必要なカルシウムが効率よくたくさん摂取できます。
■1食当たりの給食費は小学生238円・中学生281円
1食当たりの給食に掛かる総費用は、小学生605円、中学生715円です。そのうち保護者の皆さんからお預かりした給食費は、全て食材費に充てられ、1食当たり小学生238円、中学生281円です。食材価格の高騰分、その他給食を作るために必要な施設設備費、光熱水費、人件費などは全て税金で賄われています。
給食1食の総費用(小学生)
■たくさんの人に支えられ、作られる給食を食べて元気に
栄養教諭 稲井紗也加さん
献立を考える際には、旬なもの、地元のものなど食材の選定にも気を付けています。最近は物価高騰により食材費が上がり、その中でいかに栄養価の充実を図れるか日々工夫を凝らしています。食材を作っている人、調理をしてくれている人がいることを忘れず、給食をたくさん食べて元気に成長してほしいです。
■子どもたちの素直な反応と、「給食マジック」が嬉しい
栄養技師 東川啓子さん
偏食のある子が学校でならば食べられる「給食マジック」は、みんなと一緒だから自分も頑張れるという給食ならではのものです。「おいしかった」という声は、やりがいにつながります。食べることは生きること。命をいただいていることへの感謝を忘れず、給食や家族との食事を楽しんでほしいです。
■苦手な食材やメニューでも、一口食べてみてほしい
調理師 中村祐貴さん
学校給食はとにかく大量調理です。配缶の際には具を均等に配分することを意識しています。材料の切り方や味付けなど、給食にはおいしく食べてもらうための工夫が施されています。だからこそ食わず嫌いをせず、まず一口チャレンジしてほしい。残食ゼロの食缶ほどうれしいものはありません。
問い合わせ:学校給食センター
【電話】553-1114