- 発行日 :
- 自治体名 : 埼玉県飯能市
- 広報紙名 : 広報はんのう 2026年2月1日号
■野菜摂取目標量をご存知ですか?
生活習慣病の予防や健康増進の観点から、1日350g以上の野菜を摂取することが目標とされています。しかし、令和5年の国民健康・栄養調査によると、日本人の野菜摂取量は平均256gと、目標量まで約100g足りていません。野菜不足の理由として、物価高騰などの経済的背景や、仕事が忙しく調理をする時間がないことなどが挙げられています。
■知ろう!野菜の栄養素
野菜には、私たちの健康に欠かせない栄養素などが豊富に含まれています。今回は、4つの栄養素などに注目してみましょう。
(1)ビタミンA
緑黄色野菜に多く含まれるβ(ベータ)-カロテンは、体内でビタミンAに変換され、視力維持、皮膚や粘膜の健康を保つ働きがあるといわれています。
(2)ビタミンC
コラーゲンを生成するために不可欠で、血管を丈夫で弾力性のあるものに保つ働きがあります。また、鉄分の吸収を助けるため、貧血予防につながります。
(3)カリウム
腎臓でのナトリウムの再吸収を抑えて、体内の余分なナトリウムの排出を促し、血圧を下げる働きがあります。
(4)食物繊維
人の体の中で消化・吸収されることがないため、正確にいえば栄養素ではありませんが、整腸作用や血糖値の安定、血液中のコレステロール濃度低下などの働きがあります。
今回紹介した栄養素など以外にも、健康に欠かせない栄養素が、野菜には豊富に含まれています。疾患によっては制限が必要な栄養素もありますので、かかりつけ医にご相談ください。
■野菜不足を解消しよう!
不足しがちな野菜を食べるための工夫を、3点ご紹介します。
(1)野菜350gの目安を知ろう!
目安量を知ることで、自身の不足量を把握し、補うことにつながります。例えば、350gの野菜は、生野菜の状態で「両手山盛り3杯分」、ゆでた状態で「片手3杯分」といわれますが、野菜料理にすると「小鉢5皿分」です。そのため、1食に1~2皿野菜料理を取り入れられると良いですね。
(2)加熱してかさを減らそう!
生野菜は、かさがあるから食べにくいと感じる方も多いのではないでしょうか?その際は、ゆでたり炒めたりして火を通すと、かさが減り、食べやすくなります。また、野菜には水溶性ビタミンが含まれており、ゆで汁に溶けだす特徴があります。そこで、ゆで汁も一緒に食べることができるスープやみそ汁にすることで、水溶性ビタミンも摂ることができます。電子レンジ加熱も、栄養素の損失を防ぎつつ、ゆでるよりも時短になるのでおすすめです。
(3)簡単に食べられる方法を見つけよう!
そのまま食べられるミニトマトやきゅうり、レタスを常備しておくことも良いですが、市販の商品を活用することもおすすめです。例えば、そのまま食べられるカット野菜や野菜惣菜、温めるだけの冷凍野菜惣菜やスープの缶詰、料理や食事に簡単に加えられる缶詰や冷凍野菜・乾燥野菜など、簡単に野菜を食べられる方法はたくさんあります。比較的価格が安定しているものも多いので、家計への負担も少なく、野菜を食べることができます。
工夫を取り入れた食事は、不足しがちな野菜を補い、健康の維持・増進につながります。食事について詳しく相談したい方は、保健センターの栄養相談(本紙16ページ)をご活用ください。
問い合わせ:保健センター
【電話】974-3488
