くらし 今月の推しホン

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■擬態する生物のきもち
著：大島 健夫
メイツ出版
本書では、詩人でネイチャーガイドとしても活動している著者がニホンアマガエルになりきり、ニホンヤモリやタガメ、アゲハの幼虫など擬態する生物たちにインタビューを行います。
例えば、アゲハの幼虫は成長に応じて鳥の糞やミカンの木の葉に擬態するなど、厳しい環境のもと、擬態の技を駆使し苦労しながら生きている実態を紹介します。
あなたの身近にいる擬態する生物の「きもち」を知ることができる一冊です。

■ちいさいタネ
さく：エリック=カール
やく：ゆあさ ふみえ
偕成社
強い風が吹く季節になると、花のタネたちは風に乗って旅をします。「ちいさいタネ」も、仲間と一緒に広い海や砂漠を越えて行きます。風がやみ、タネたちは、やっと地面にたどり着きますが、そこでも危険が待ち受けています。ちいさいタネたちは、成長して花を咲かせることができるのでしょうか。
命の素晴らしさを鮮やかなコラージュで描いたエリック=カールらしい絵本です。