くらし Person of the Moment ITSUZAI

■野球
三枝塁(Saegusa Rui)
平成19年8月生まれ、加須市在住
叡明高等学校3年、外野手
181センチ、84キロ
令和元年、加須市選抜(加須ドリーム)として「高円宮賜杯第39回全日本学童軟式野球大会マクドナルド・トーナメント」に出場
令和7年「第107回全国高校野球選手権大会」に出場

今夏、叡明高校野球部が第107回全国高校野球選手権大会に初出場を果たし、高校球児の憧れの舞台に立った。
野球を始めたのは小学4年生。野球好きの父の影響は大きかった。名前の“塁”には“野球をしてほしい”という父の思いが込められている。6年生のときに全国大会に出場。全国レベルの実力に刺激を受け「もっと上を目指したい」と強く思った。この経験が、野球に真剣に向き合う原点となった。
叡明高校には「可能性」を感じて入学。中村監督の「自分で考える」ポリシーに共感し、選手同士で話し合いながら、学校の閉門時間から逆算して計画を立て、一つ一つの練習メニューを着実にこなした。限られた時間の中で、いかに効率よく努力するかを学んだ。
高校最後の県大会決勝で優勝を決めた瞬間は忘れられない。「ずっと目指してきたものが叶った瞬間でした」と振り返る。続く甲子園、強豪校相手に意識したことは、目の前の一勝をつかみ取ること。三枝選手にとって「集大成の夏」となった。
「野球は人として成長させてくれたかけがえのないもの」。夢の舞台で得た経験を胸に、次のステージへと歩み出す。