くらし 特集 農業って面白い♪みんなでenjoy農業(1)

農業は、私たちが生きていくうえで欠かせない「食」を支えている大切なものであり「やりがい」や「魅力」にあふれるものでもあります。
今回の特集では、市内の農業に関する様々な取組と、地元産のおいしい特産品を紹介します。

【就農したい人、集まれっ!東松山市農業塾】
◆農業塾とは…
農業を支える新たな担い手を育て、増やすことを目的に開催され、農業の基礎知識や実践技術を学べる教室です。
「野菜コース」と「梨コース」の2コースがあり、どちらも新規就農につながるよう、東松山市農業公社のベテラン講師と地元農業者がサポートしています。

◆農業塾の卒業生に伺いました
吉川(きっかわ)さん

○農業塾に参加してみて、いかがでしたか?
広報紙で農業塾のことを知り、令和2年に1年間の野菜コースに参加しました。全くの初心者で入塾したので、とにかく通い続け、経験を積んでいきました。
農業塾は、農業の基礎から学べる場で、初めの半年は主にナス・ピーマン・トマトなど夏野菜の栽培を教わりました。後半は、自分自身で考えた区画を作るという課題が難しかったのですが、その後に活かせる良い経験になりました。

○今は、どんな活動をしていますか?
私は、現在、化学肥料や農薬を使わずに野菜を栽培しています。労力はかかりますが、昔からの伝承農法なので、ストレス無く、ゆったりとした気持ちでやれています。芽が出てから実ができるまでの成長過程が面白く、育て上げることがとても楽しいです。

【令和7年度からスタート!!笑顔いっぱい こども農業塾】
小学生を対象に、農業と食の大切さを伝える「こども農業塾」を今年度から新たに始めました。
春・夏コースでは、田植え、野菜や梨の収穫、稲刈りを体験しました。現在進行中の秋・冬コースでは、栗の収穫やサツマイモ掘りなどを実施しています。

【輝く農業シニア いくつになっても現役農家】
80歳を超えた今も、元気に農業をされている髙橋さん(農地利用最適化推進委員で、高坂土地改良区と正代水土里会の理事長)にお話を伺いました。

◆農業はいつからやっているのですか?
自分は60歳から本格的に農業を始めました。初めは、先祖代々の土地を守りたいという気持ちから始めました。米作りは手間がかかり、特に夏は暑く作業が大変ですが、正代地区は土質が良く、おいしいお米ができるので達成感もひとしおです!

◆これからの目標を教えてください。
今年度、地元の農業委員・推進委員と市で取り組んで農地の集積・集約を図り、次の作付けからは農地を約8ヘクタールに拡大する予定です。地元正代の農家同士で営農集団を作り、みんなでワイワイと楽しく農業をやっていきたいですね。

【「農福連携」の大切さを実感 福祉と農業のつながり】
障害のある方などが農業分野で活躍することを通じて、自信や生きがいを持ち、社会に参加する取組を「農福連携」と言い、障害のある方が農家や農業を支える新たな働き手になっています。

◆(株)メガテラフーズの施設長に伺いました
施設長 宮腰(みやこし)さん

○どんな取組をしていますか?
私たちは、障害のある方が仕事に就くための訓練として農作業を中心に取り組んでいます。
栽培期間中無農薬で育てた野菜にこだわり、収穫や販売まで丁寧に行っています。農業は、共同作業できる点が魅力で、各自が自分のペースで進めています。また、農家さんに収穫や収穫後の片付けなどを頼まれて出向くこともあり、とても喜ばれています。
市内野田に事業所(直売所)を開き、近所の方が歓迎してくれ、つながりができたことが一番の喜びであり、励みになっています。今後は、農家さんから技術を教わり、さらにおいしい野菜を作っていきたいですね。

【楽しみながら学ぼう!まつやま保育園の食育】
まつやま保育園では、毎月19日を「食育の日」として、市内の若手農家が栽培期間中に化学肥料や農薬を使わずに育てた野菜を利用し給食を提供しています。
園児たちは、農家さんや栄養士さんにお話を聞いたり、ジャガイモを育てたり、その日のおやつになるトウモロコシの皮むきを体験したりして、食の大切さを学んでいます。