くらし 熱中症に注意しましょう

熱中症は梅雨の晴れ間に突然気温が上がった日や、梅雨明け後に急に蒸し暑くなった日によく起こります。
高温多湿な環境でうまく体温調節ができないと、室内でも発症し、場合によっては命を落とすこともあります。

■熱中症の症状
[軽症]
めまい、立ちくらみ、こむら返り、手足のしびれ、気分が悪い

[中等症]
頭痛、吐き気、体がだるい、ぐったりする

[重症]
意識がない、けいれん、体が熱い、呼びかけに対して返事がない、まっすぐ歩けない

■熱中症予防のポイント
(1)上手にエアコンを活用
(2)暑くなる日は要注意
(3)水分をこまめに補給
(4)「おかしい」と思ったらすぐに病院へ
(5)高齢者やこどもの体調に気配りを
(6)外出時に涼しい場所で休憩を
まちのクールオアシスを利用しましょう

■熱中症が疑われる場合の主な対処方法
・涼しい場所へ避難する
・服をゆるめ、体を冷やす
・水分、塩分、経口補水液を補給する
症状が改善されない場合は、医療機関を受診しましょう。
意識がない場合は、すぐに救急車を呼びましょう。

■熱中症の危険が高い時のお知らせ
緊急度は暑さに応じて異なりますが、安心安全情報メールや防災無線でお知らせします。

○熱中症警戒アラート
埼玉県内のいずれかの地点の暑さ指数が33に達すると予測される場合に発表になります。熱中症の危険性が極めて高く健康被害が生じるおそれがあります。積極的に暑さを避ける工夫をし、熱中症を予防しましょう。

○熱中症特別警戒アラート
県内の全ての地点の暑さ指数が35に達すると予測される場合に発表になります。過去に例のない危険な暑さにより人の健康に係る重大な被害が生じるおそれがあります。自宅にエアコンがない人や外出中の人の一時的な避難場所として暑熱避難施設(クーリングシェルター)が開放されます。

○暑さ指数(WBGT)とは…
熱中症予防のための指標で、湿度、日射・放射などの周辺の熱環境、気温の三つを基に算出。埼玉県内は8地点で指数を提供。

問合せ：春日部市保健センター
【電話】048-736-6778