- 発行日 :
- 自治体名 : 埼玉県狭山市
- 広報紙名 : 広報さやま 2025年10月号
手にとってあそべるよ
彫刻家・おもちゃ作家の江幡三香(えばたみか)氏が、狭山稲荷山公園で過ごした日々の出来事と、こどもの目線で見つめた自然や生き物との出会いを木の絵本とおもちゃで表現した作品を展示します。併せて、地元の素材である西川材の歴史や木材を通じた学び「木育(もくいく)」についても紹介します。
それぞれの木の個性や表情を活かし、人と自然の関係をテーマに制作した作品の世界をお楽しみください。
11月16日(日)まで
開館時間:9時~17時(最終入場16時30分)
休館日:毎週月曜日(祝日の場合は開館)
料金:
一般…300円
高大生…200円
中学生以下…無料
≪江幡三香≫
かつて狭山市にあったKOBATAKE(コバタケ)工房にて彫刻を学ぶ。木を素材とした彫刻を制作し、1989年より個展、グループ展などで作品を発表。2003年、出産を機に木のおもちゃ制作を開始するとともに、この時期に狭山市で暮らし、子育てを行う。飯能市に転居後、2014年に「ママのおもちゃ工房mamamano(マママノ)」を設立し、展覧会、ワークショップなどを行う。作品の「KARAKARA(カラカラ)」がグッド・トイとウッドデザイン賞を「四季・木つみ木」がグッド・トイ2018大賞を受賞。
「木のえほんWOOK(ウック)」には稲荷山公園で、こどもと過ごした時間のエピソードがたくさん盛り込まれています。こどもたちには実際におもちゃに触れてみて、感触や香りなど木が持つ魅力を感じてもらえればと思います
〇KARAKARA
西川材の多彩な木目と丸みのある形が出会った、一つとして同じものがないおもちゃです
〇木のえほんWOOK
「Wood」と「Book」を掛け合わせてネーミングしています。木の素材だからこそできる形状と穴や凹凸の表現を使っている自由な発想の絵本です
〇四季・木つみ木
葉っぱを枝に乗せる積み木です。葉の色が少しずつ違うので、気分次第でいつも違う風景を楽しめます
〇木憶-memory of wood-
今回の企画展のために制作した新作です。木が持つ本質的な魅力を引き出すことに挑戦しました
■秋のまいまい体験講座
砂絵や企画展にちなんだ西川材などを使った工作ができます
日程:企画展開催期間中の土・日・祝日
時間:10時30分~12時と13時30分~15時
費用:300円~400円
申込み:当日に費用を持って同館へ(先着順で整理券を配布)
■ベビーカーツアーはじめてのミュージアム
作品の「大きな実」の中に入る体験などができます
日時:11月1・8日(土)、10時~12時
※入館料が必要
※現在、博物館の代表電話のシステムに不具合が生じているため、通常の電話が使用できなくなっています。復旧までの間のお問い合わせは下記の臨時電話番号か、ホームページのお問い合わせフォームをご利用ください
問合せ:博物館へ
【電話】080-4171-1679
