くらし 【特集】くらしを支える水道水(1)
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- 発行日 :
- 自治体名 : 埼玉県鴻巣市
- 広報紙名 : 広報こうのす「かがやき」 令和7年5月号
水道の蛇口をひねると、安全な水が当たり前のように出てきます。しかし、世界的に見ると水道水をそのまま飲むことのできる国は、日本を含め、わずか9か国しかありません(出典:国土交通省「令和6年版日本の水資源の現況」)。
今号では、ふだん何気なく使っている水道水について考えてみましょう。
■私たちの水はどこから
私たちが使う水はどこから来ているのかご存じですか。鴻巣市の水道水には、2つの水源があります。
1つ目は、利根川から取水した埼玉県営行田浄水場からの水(県水)で、水道水の約3分の2を占めます。
2つ目は、市内にある21本の井戸(鴻巣地域12本、吹上地域6本、川里地域3本)からくみ上げた地下水で、残りの約3分の1を占めます。
これらの水が、市内の浄水場から水道管(配水管・給水管)を通って、私たちの家庭に届けられています。
鴻巣市の上水道普及率は99.9%(令和5年度末時点)で、市内全域に給水しています。水道管の管路延長は約588.2Kmあります。これは、鴻巣市から兵庫県明石市までの距離に相当するほどの長さになります。
▽水道水が家庭に届くまで
※詳細は本紙PDF版2ページをご覧ください。
■安心・安全な水を届ける
鴻巣市内には7つの浄水場があります。地域別に見ると、鴻巣地域南部に馬室浄水場、北部に箕田浄水場、中心部に人形浄水場。吹上地域南部に吹上第二浄水場、北部に吹上第一浄水場。川里地域中心部に川里浄水場、西部に屈巣浄水場(休止中)があります。
水道水は、定期的に水質検査を実施していて、基準を満たした安心で安全な水です。常時、8か所の水質監視装置で異常がないかを確認しています。
昭和59年7月に完成した荒川水管橋(左岸が鴻巣市大芦、右岸が熊谷市小八林に設置)は、全長が1,100.95メートルあり、国内最長です。水管橋とは、水道管のための橋のことで、川の反対側に水道水を送るための施設です。荒川水菅橋は、行田浄水場で作った水道水を荒川を越えて県の西部地域に配水しています。
《6月1日から7日は水道週間》
水道週間期間中の平日、市役所本庁舎で水道事業や料金改定の内容を紹介するパネル等の展示を行います。来庁の際は、ぜひご覧ください。
水道週間スローガン:「透き通る誇れる水に感謝する」
■水道管水鉄砲づくり教室
日時:6月7日(土)(1)9時~(2)10時30分~
場所:鴻巣市役所1002会議室
対象:市内在住の小学生と保護者
定員:各回15人(定員超えの場合は抽選)
費用:無料
その他:応募には保護者1人の参加が必須
申込み:5月26日(月)までに電子申請、電話または直接窓口
問合せ:経営業務課
【電話】(内線3193)
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問合せ:経営業務課
【電話】(内線3193)