子育て 【特集】~埼玉県のまんなか「こうのす」~こどもまんなか社会を目指して(2)

■こどもまんなか社会についてインタビューしました
[保護者]原友梨菜(はらゆりな)さん・資(たすく)さん
▽鴻巣市の子育て環境はどう思いますか?
半年ほど前に鴻巣市に転入し、子育て支援センターのほか、児童センターや子育てサロンなど、こどもが安全に遊べる場所が充実していて、安心して子育てができています。季節ごとに多くのイベントもあり、同年代のこどもやママと交流できる良い機会になっています。

▽お子さんにとって「一番良いこと」「幸せなこと」は何だと思いますか?こどもには、緑豊かな鴻巣の自然環境の中で、いろいろな経験をしてもらって、のびのびと育ってもらいたいです。

[高校生]徳中心美(とくなかここみ)さん
▽みんなが安心して過ごせる学校や地域にするには、何が大事だと思いますか?
頼れる環境があることが大事だと思います。登下校のときに地域の方が見守ってくれているので、何かあった時でも安心なのが、とても心強いです。

▽あなたが思う「こどもの権利」とはどのようなものですか?
自分の身近な場所によりどころがあることかなと思います。誰かが守ってくれる環境があるというのが、私が考える「こどもの権利」だと思います。

◆こども施策の推進にあたって
こども未来部こども応援課沼上(ぬまがみ)課長令和7年度から令和11年度までの5年間を計画期間とする「鴻巣市こども計画」を新たに策定し、こども・若者・子育て世帯への施策を強化して取り組んでいます。その中でも特に、こどもの権利を保障することが、こども施策を推進するにあたっての基礎となると考え、令和7年4月に鴻巣市こどもの権利条例を施行しました。この条例は、有識者や子育て世帯の方を委員とする「こどもまんなか会議」において検討を行うとともに、こどもにもアンケートや対面での意見聴取を行い、当事者目線を大切にして制定しました。
こども自身も大人もこどもの権利について正しく理解し、地域全体でこどもの健やかな成長を支援できるよう、より一層のこども施策の充実に取り組みます。

「もし、あなたの権利(けんり)が守(まも)られていないと感(かん)じたら、以下(いか)の窓口(まどぐち)に相談(そうだん)したり、助(たす)けを求(もと)めたりすることができます。相談内容(そうだんないよう)は秘密(ひみつ)にします。」

●相談(そうだん)できるところ
▽こども家庭(かてい)センター「ここの巣(す)」
【電話】541-1894
妊娠(にんしん)・出産(しゅっさん)・子育(こそだ)てに関(かん)する相談(そうだん)に対応(たいおう)する総合相談窓口(そうごうそうだんまどぐち)です。
受付時間(うけつけじかん):月~金8:30~17:15
(祝日(しゅくじつ)・年末年始(ねんまつねんし)を除(のぞ)く)

▽子どもスマイルネット
【電話】048-822-7007
いじめ、体罰(たいばつ)など、こどもの権利侵害(けんりしんがい)で困(こま)っていることを相談(そうだん)できる窓口(まどぐち)です。
受付時間(うけつけじかん):毎日(まいにち)10:30~18:00
(祝日(しゅくじつ)・年末年始(ねんまつねんし)を除(のぞ)く)

▽電話相談(でんわそうだん)「チャイルドライン」
【電話】0120-99-7777
18歳(さい)までのこどもの話(はな)したいことを何(なん)でも相談(そうだん)できる窓口(まどぐち)です。
受付時間(うけつけじかん):毎日(まいにち)16:00~21:00
(年末年始(ねんまつねんし)を除(のぞ)く)

▽こどもの人権(じんけん)110番
【電話】0120-007-110
トラブルに悩(なや)むこどもや保護者(ほごしゃ)を対象(たいしょう)とした法務省(ほうむしょう)の無料相談窓口(むりょうそうだんまどぐち)です。
受付時間(うけつけじかん):毎日(まいにち)8:30~17:15
(祝日(しゅくじつ)・年末年始(ねんまつねんし)を除(のぞ)く)