健康 今日のごはんは明日のげんき! ~笑顔でつくる健康なまち 深谷~

■ねぎらいの日
深谷市では、11月23日の勤労感謝の日を『深谷ねぎらいの日』として、大切な人へ『“ねぎ”らい』の気持ちを込めて『深谷ねぎ』を贈る取り組みを広めています。
日々の食卓に欠かせないネギですが、その歴史は長く、日本書紀に登場するなど、古くから日本で親しまれてきた万能野菜です。
ネギ特有の香りのもとであるアリシンは、辛味が体を温め、新陳代謝を良くするだけでなく、エネルギー代謝に関連するビタミンB1の吸収を助ける作用があり、疲労回復に役立ちます。豚肉や大豆製品はビタミンB1を多く含むため、ネギと相性がぴったりの食材です。また、長ネギの緑色の部分には、皮膚・粘膜の保護や免疫力を高める作用のあるβ(ベータ)カロテンが多く含まれているため、捨てずに細かく刻んで薬味として利用することもおすすめです。
この季節のネギは、寒さで甘さと風味が増して、さらにおいしく食べられます。『深谷ねぎらいの日』には、大切な人へ感謝や労いの気持ちを込めて、深谷ねぎを贈ってみてはいかがでしょうか。

東都大学 管理栄養学部 管理栄養学科 助手
管理栄養士 安里要(あさとかなめ)さん

■キレイ・元気を応援します!No.137
○長ネギを丸々1本使えます!『ネギ塩うどん』
[おすすめポイント]
・火を使わず、電子レンジだけで簡単に作れます!
・シンプルな味付けで、長ネギのうま味を感じられます。

[栄養価(1人分)]
エネルギー:365kcal
たんぱく質:14.3g
脂質:11.6g
炭水化物:55.5g
塩分:2.0g

[材料(2人分)]
・冷凍うどん2玉
・ツナ缶(オイル漬け)1缶
・長ネギ1本
・ニンジン1/3本
A:
・塩少々
・めんつゆ(3倍濃縮)大さじ1
・ごま油小さじ1
・黒コショウ適量

[作り方]
(1) 長ネギは斜め6mm幅に切り、ニンジンは千切りにする。
(2) 耐熱容器に(1)を入れ、ふんわりとラップをして電子レンジ(600W)で2~3分間加熱する。
(3) 加熱した(2)に、ツナ缶をオイルごと入れて混ぜ合わせる。
(4) 冷凍うどんを商品の表記通りに電子レンジで加熱して、(3)と混ぜ合わせる。
(5) (4)にAを入れてよく混ぜ、皿に盛り付けて完成。

(レシピ作成:東都大学管理栄養学部、料理:管理栄養学部学生 木暮菜々子(きぐれななこ)さん)

『ふかやの野菜をプラス1皿! 野菜で TUNAGU(つなぐ) 明日の健康!』