- 発行日 :
- 自治体名 : 埼玉県越谷市
- 広報紙名 : 広報こしがや 令和7年9月号
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■越谷市出身選手インタビュー
「叡明野球」で甲子園に出場した、越谷市出身の選手たちの素顔に迫ります。「大切にしていること」を聞いてきました!
▼根本選手
「礼儀作法」と「物事に取り組むにあたっての心の持ち方」です。学んだことを大切にしながら、それを伝えられる、かっこいい生き方で、日々を過ごしたいと思います。
▼田口選手
「人への感謝」です。甲子園に出てからますます感じました。吹奏楽部だったりOBだったり、さらにつながりが広がって、数えきれないほどの人に支えてもらっていることを実感しました。
▼山口選手
チームのスローガンにもなっている「物事の本質を捉える」です。
野球にかかわらず、どういう意味があるのかを考えてきたことは、将来絶対に生きると思います。
▼宇野選手
信頼関係が物事を決めると思っています。試合で最後、誰に託すかを考えることは、信頼関係がないとできないし、社会に出ても必要だと思うので、大事にしたいです。
▼田村選手
いろいろありますが、「最後までやりきる力」が一番です。
全員で協力しあいながら、力を出してやりきることは将来にも生きると思います。
▼鍋島選手
甲子園をつかむことができたのは、自分たちがやり続けてきた結果だと思うので、「諦めずに続けること」をモットーにこれからも過ごしたいです。
■ムエタイスーパーフェザー級の世界チャンピオン!馬渡亮太(まわたりりょうた)さん
7月13日に東京・後楽園ホールで行われた「WMO世界スーパーフェザー級タイトルマッチ」で、馬渡亮太さん(25歳)が世界王者となり、ベルトを獲得しました。WMO世界王者の誕生は日本人初で、歴史的な快挙になります。タイトルマッチでは、対戦相手の弱点を見極め、見事な蹴りを決めて勝利。馬渡さんは、大袋東小、大袋中出身で今も大袋に暮らす生粋の越谷市民。小学1年生でキックボクシングを始め、国際ジュニア大会の4連覇など活躍し16歳でプロデビュー。これまでに多くの試合で優れた戦績を残してきました。「相手との我慢比べに勝ったときのうれしさと負けたときの悔しさの落差が刺激的」とその魅力を教えてくれました。試合前は厳しい食事制限や激しいトレーニングでストイックに競技に向き合いますが、実は家系ラーメンとうな重が大好物。試合後のご褒美に地元で食事を楽しむことも。これからの抱負について、「応援してくださる皆さんのためにも、もっと知名度を上げて良い結果を残したい」と話してくれました。
■越谷アルファーズ
越谷市とともに8シーズン!これまでの歩み Part2
2017年11月、越谷市が越谷アルファーズ(当時は「大塚商会アルファーズ」)に試合会場の使用とチームの普及活動の支援を約束する支援書を交付してからもうすぐ8年。
これまでの歩みを7月号に引き続き振り返ります。
▼B2時代ーその2ー B1挑戦3回目のプレーオフで悲願のB1昇格を決める
アルファーズが越谷に来て5シーズン目となる2021-22シーズンには、前季にB2総合第3位になったことと翌季以降のB1ライセンスを取得できる見込みもあったことから、B1昇格への期待は一気に高まりました。しかし、その後の2シーズンはプレーオフ(PO)に進出しましたが準々決勝で敗れました。特に、2022-23シーズンは初めてPO準々決勝を成績上位チームに与えられるホーム開催で戦っただけに無念の敗退となりました。そして迎えた2023-24シーズン、B1昇格へ3回目の挑戦となったPOで悲願のB1昇格を決めました。
○2021-22
・越谷アルファーズに初めてB1ライセンスが交付されることが決定(2022.3.8)
・レギュラーシーズン25勝23敗、B2東地区(7クラブ)4位で2年連続のPOに進出(2022.5.2)
・東地区1位のファイティングイーグルス名古屋に連敗でPO準々決勝敗退(2022.5.7)
○2022-23
・レギュラーシーズン45勝15敗、B2東地区(7クラブ)2位で3年連続のPOに進出(2023.4.23)
・東地区3位の西宮ストークスに1勝2敗でPO準々決勝敗退(2023.5.7)
○2023-24
・レギュラーシーズン35勝25敗、B2東地区(7クラブ)2位で4年連続のPOに進出(2024.4.21)
・PO準々決勝で西地区3位の熊本ヴォルターズに連勝し準決勝進出(2024.5.4)
・PO準決勝で東地区1位のアルティーリ千葉に連勝し決勝進出、B1昇格決定(2024.5.12)
・PO決勝で西地区1位の滋賀レイクスに2戦とも惜敗しB2準優勝(2024.5.19)
・B1昇格を祝うパレードと報告会を行う(2024.6.2)
▼B1での戦い B1で戦う厳しさと楽しさと尊さを知る
B1昇格1年目のシーズンは、6連敗を2度、5連敗を1度、4連敗を3度喫するなど厳しい戦いが続きました。それでも、延長戦残り5秒の逆転3ポイントシュートで勝った試合、4Q残り2秒の相手フリースローをアルファメイトの大ブーイングで外させて延長戦に持ち込んで勝った試合、4Q残り0秒の逆転ブザービーターで勝った試合などもあり、入場者数もシーズン終盤にかけて増えていきました。まさに、B1で戦う厳しさと楽しさと尊さを市民やアルファメイトに教えてくれたシーズンとなりました。
○2024-25
・国立代々木競技場第一体育館で行われた開幕戦アルバルク東京戦でB1初試合(2024.10.5)
・アイル・アリーナウイング・ハット春日部で行われた島根スサノオマジック戦で開幕5戦目のB1初勝利(2024.10.19)
・総合体育館で行われたホーム最終戦の茨城ロボッツ戦はクラブ史上最多の入場者数4,422人(2025.4.27)
・レギュラーシーズン19勝41敗、B1東地区(8クラブ)6位(2025.5.4)