- 発行日 :
- 自治体名 : 埼玉県蕨市
- 広報紙名 : 広報蕨 令和7年12月号
21世紀に入ってから現在までの蕨の歩みと未来への展望を紹介します。
■そして21世紀へ 更に選ばれるまちとして発展が続く蕨
21世紀に入り、日本はバブル崩壊後の長引く経済の低迷に加え、東日本大震災等の地震や気候変動による災害が相次ぎ、国民生活や経済活動に大きな影響を及ぼしました。一方で、携帯電話やインターネットの普及によるIT化やグローバル化など、私たちの生活はより便利になるとともに、地方分権改革が進み、自治体が自ら地域の課題を解決し、魅力あるまちづくりを進める取組がいっそう求められる時代となりました。
こうした変化の時代のなか、蕨は歴史や文化、コミュニティの豊かさと利便性の高さを併せ持つ強みを生かして、日本一のコンパクトシティを目指してまちづくりを進めてきました。全国的に深刻な少子化が進むなかでも、蕨市は県南でいち早い子ども医療費無料化拡大や小学校の少人数学級の実施、保育園や学童保育室の大幅な増設など、安心して子育てができる環境を整備。また、防災対策では、公共施設やライフラインの耐震化、民間事業者等との災害協定の締結などを進めるとともに、防犯対策も犯罪認知件数が平成15年のピーク時から約5分の1となるなど、充実してきました。このほかにも、音楽によるまちづくりや蕨ブランドなどのにぎわいあるまちづくり、介護予防や健康づくりなど、誰もが住みよいまちづくりを市民の皆さんと協働で進めています。
こうした取組によって、蕨は選ばれるまちとして発展し続け、本格的な少子高齢化・人口減少社会にあっても、市の年少人口は近年まで横ばいで、総人口は微増傾向が続いています(詳細下記)。


■飛躍する蕨の明るい未来へ
このような蕨の発展には、市民の皆さんのまちへの愛着と高い地域力に支えられた100年の歩みがありました。そして、蕨は令和5年に市民サービスと災害対応の拠点となる市庁舎建替えを完了、令和9年の竣工に向け現在工事が進む蕨駅西口再開発、令和11年度の開院に向け設計を進める市立病院の移転建替え等、未来への飛躍に向けたまちづくりが進んでいます。市ではこれからも、市民に最も身近な地方自治体として、住みよいまちづくりを進めていきます。

■Interview
西森 莉歩(にしもり りほ)さん 文都(あやと)ちゃん 中央4丁目
○温かいつながりが続く蕨
私は蕨で生まれ育ちましたが、町会や子ども会のイベントで近所の皆さんに温かく見守られて育ってきたと実感しています。今では母親になり、2歳の息子を育てていると、いろいろな施設がギュッとまとまっている蕨は、各地区の子育て講座などにも参加できて、子育てのしやすさを感じますね。これから新しい図書館や中山道沿いの交流拠点ができるので、ますます集まれる場所が増えるのが楽しみです。たくさんの人と関わって、息子には思いやりのある人になってほしいです。これからも地域の皆さんと温かい交流が続くような蕨でいてくれるといいですね。
