くらし あさか市民活動ニュースレターvol.98

■精神障がい者と家族が、ほっとできる居場所づくりに取り組んでいます
今回は「朝霞市精神障碍者と共に歩む会 ほっとスペース」の代表、須藤美奈(すどうみな)さんにインタビューした内容をご紹介します。

Q.団体の活動内容は?
A.20~40歳代の精神障がいのある方とその家族が集まって定例会を行っています。また、北海道浦河町にある、障がい当事者の地域活動拠点「べてるの家」とリモートでつなぎミーティングを行う「ほっとスペースカフェ」のほか、月1回、午前10時から午後3時まで、当事者による「夏カフェ」を開催しています。

Q.夏カフェとは?
A.熱く語り合う場なので、暑い夏にかけて「夏カフェ」と名付けました。メンバー同士で、楽しかったこと、困っていること、興味のあることなどを自由に話してもらうことで、相互理解を深め信頼関係を築いています。「相手の話を批判しない」これが、夏カフェのルールです。一人ひとりの気持ちに寄り添い、じっくりと耳を傾ける姿勢を大事にしたいと思います。また、時折、外出する機会をつくって、社会生活に必要なスキルを楽しみながら学んでいます。

Q.今後、取り組みたいことは?
A.地域の病院の協力を得て、看護師とピアサポーター(自らの障がいや疾病の経験を活かして、他の障がい者の支援を行う方)が訪問するデイケアをつくりたいと思っています。将来的には、医療、介護、住まい、就労などの問題を包括的に支え、障がいがあっても安心して生活ができる仕組みづくりをしたいと考えています。

~会員募集~
当事者や家族の方はもちろん、精神保健福祉士の勉強をしている方、精神科にお勤めの方など、私たちの活動を応援してくださる方の参加をお待ちしています。お気軽にお問い合わせください。
活動日・会場:第2火曜日 午前11時~・須藤酒店(根岸台1-1-46)

問合せ:
朝霞市精神障碍者と共に歩む会 ほっとスペース【電話】461-4545(須藤)
市民活動支援ステーション・シニア活動センター【電話】463-1417【E-mail】[email protected]