くらし [特集1] 新座ブランド認定記念対談

■並木市長×観光親善大使 みきママ 新座ブランド認定記念対談
新座ブランド認定の審査をしていただいた、市の観光親善大使のみきママさんと並木傑市長が、「食」をテーマに対談しました。

◆新座ブランドのはじまり
▽市長
市制施行45周年の記念事業としてスタートした新座ブランドでは、「お土産になる『食』分野の商品」をテーマに10品を認定しました。この第1回の認定から10年が経ち、市民や市内の事業者の皆さんから、第2回の認定を期待する声が高まり、この度、市制施行55周年を記念して、新たに認定することとしました。
▽みきママ
私は、第1回の審査員も務めました。新座ブランドの認定品はどれも素晴らしいですよね。
▽市長
第1回の認定品は、ふるさと納税の返礼品になっているものもあり、市内外の皆さんから人気があります。

◆第2回の審査
▽みきママ
いろいろな分野の商品の応募がありましたが、どの品も事業者の皆さんの努力や熱意を感じました!
今回は11点の応募があり、市民の皆さんの「食」に関する関心の高さがうかがえますね。「新座らしさ」、「独自性」など、様々な角度から審査をしました。
新座ブランドをもっと知ってもらうために、認定品のアピールに力を入れたいですね。例えば、認定品をセットで販売するなどの工夫があったら面白いのではないかと思いました。また、市役所などに、認定品を見ていただけるブースを作ってみたら効果的ではないでしょうか!
▽市長
素晴らしいアイデアをありがとうございます!

◆新座市の「食文化」
▽市長
みきママさんには、以前、新座市にお住まいだったご縁で、観光親善大使を務めていただいています。新座市にお住まいだったときや、今回の新座ブランド認定の審査などを通して、新座の「食」について、どのような印象をお持ちでしょうか。
▽みきママ
新座市は地元の野菜が新鮮で本当においしくて、とても良かったです!地産地消ですね。長男が生まれてから10年近く住んでいました。スーパーなどで毎週1週間分の食材をまとめて購入して、節約メニューを考えていました。
▽市長
市内の農家では、ニンジン、サトイモ、ゴボウ、ハクサイ、キャベツなど、いろいろな野菜を作っています。
また、市の特色とも言えるのが、果物の生産が多いところですね。ブドウやキウイ、ブルーベリー、イチゴなどの農家があります。収穫体験ができる観光農園もあり、人気があります。
▽みきママ
うどんやそばも、おいしいお店が多いですよね。
▽市長
新座ブランド第1回認定品のにんじんうどんは、市内の飲食店「さか重」や「和食レストラン浜忠」などで食べられます。市の特産品のニンジンを練りこんだ、新座ならではの逸品です。

◆市民の皆さんと作った観光ガイドブック「GO!GO!にいざ」
▽市長
東武東上線の志木駅やJR武蔵野線の新座駅周辺では、住宅の建設が進み、若い世代の住民が増えています。また、市内には3つの大学があり、駅前は飲食店が多くにぎわっています。
市制施行55周年を記念して制作したガイドブック「GO!GO!にいざ」では、市内で頑張る飲食店を応援できるように、市民の方がおすすめするお店を紹介しています。
▽みきママ
市民の皆さんのおすすめするお店を知れるのは嬉しいですね。私もぜひ行ってみたいです!

◆子育て世代、孫育て世代に向けて
▽市長
おうち料理研究家のみきママさんが、子育てと「食」について大切にしていることはありますか。
▽みきママ
私はいつも、食事は手作りをしようと思っています。そうは言っても、忙しいときには一から作るのは難しいこともありますよね。最近は、お父さんもお母さんも働いている家庭も多くて、毎食作るのは大変だと思います。
そこで私は、簡単に作れて節約もできるレシピなどで、うまくやりくりしています。例えば1週間分の食材をまとめて買って小分けにし、家族に食べたいものを聞いて作るなど工夫しています。
私のレシピは、本やブログ、YouTubeなどでも発信しているので、参考になれば嬉しいです。
でも、こどもって食事を残すこともありますよね。おいしく作っても、やっぱり好き嫌いがある。こどもが食事を残すと、私は次の日、残ったものをお弁当箱に詰めて、公園に持って行きました。いつも遊びに行っていたのは、イルカ公園(東三丁目の中東公園)です。外では、家で残したご飯でも食べてくれます。
こどもが食べないと、買ってきたものを食べさせてしまったり、食べないからと作らなくなってしまったり、そういう方もいると思いますが、我が家では、これしかないよって、残り物を公園で出すと食べてくれました。おにぎりだけでもいいんですよ!家の中ではなく、公園など自然が多いところで出すと、おいしいって食べてくれます。地元の野菜を一緒に買いに行って、何を食べたいか自分で選んだり、面倒ですが、こども用の包丁を買ってこどもに野菜を切らせたり、少しでも食事に関わってもらうと、自分が選んで作ったと自信につながってよく食べてくれました。ママが頑張って食事を作ってくれたから、こどもたちはテストを頑張る!みたいな気持ちになるようです。頑張った結果が返ってくると嬉しくなりますよね。手作りの食事は、栄養のバランスが取りやすいので、家族の心と体が健康になるのだと思います。

◆市民の皆さんへメッセージ
▽みきママ
市民の皆さんには、ぜひ新座ならではの味を知っていただき、市の魅力を再発見していただきたいです。
▽市長
新座ブランドの認定品が追加されたことをきっかけに、新座市の「食」の産業がますます発展するよう力を入れていきたいと思います。
新座ブランドは、「お土産になる」商品を認定していますので、今後もお土産やプレゼントに新座ブランドを選んでいただきたいと思います。

●みきママさん プロフィール
時短で簡単かつ節約になる献立を提案している料理研究家。
現在、管理栄養士を目指して大学に通い勉強中。その姿勢や発信は幅広い世代から支持を得ています。
また、新座市観光親善大使として、市の魅力発信にも尽力いただいています。
・Instagram @mikimama_official
・YouTube @mikimama

問合せ:シティプロモーション課
【電話】048-424-4686