くらし [特集2]大雨に備えて

近年、地球温暖化などの影響で、集中豪雨や台風による被害が増加しています。
市内でも、床上浸水や道路の冠水などの被害が発生しています。
これから大雨や台風の季節を迎えます。被害を最小限に抑えるために、今できる
ことから備えておきましょう。

■災害リスクを知ろう
◇ハザードマップ
洪水・土砂災害ハザードマップは、洪水が発生した場合の浸水の状況や、土砂災害のおそれがある場所などを示したものです。
自宅周辺の災害想定や避難経路などを確認しましょう。

■情報収集の方法を確認しよう
警報・注意報や避難情報などを発信します。緊急時に正確な情報を取得できるように、自分に合った方法を確認しましょう。
〔例〕
・防災行政無線
※24時間以内に放送した内容は、フリーダイヤル(【電話】0120-862-399)でも聞くことができます。
・市ホームページ
・テレビのデータ放送、ラジオ
・市公式SNS(LINE、エックス、フェイスブック)

■避難場所を確認しよう
◇浸水や土砂災害が想定される避難対象地域・避難場所
河川が氾濫した場合の浸水や土砂災害が想定される地域に住んでいる方は、避難場所を確認しておきましょう。

※立教新座中学・高校は、立教大学の避難者の状況により必要に応じて開設します。
※風水害時は、市民総合体育館をペット避難スペースとして開放します。自動車などでペットと同行避難をする方は、市民総合体育館への避難の検討をお願いします。

◇避難は慌てずに
避難が必要になったときは、焦らずまわりの状況を見ながら避難をしましょう。特に、夜間の避難は、周囲が暗いため、思わぬけがをするおそれがあります。
なお、短時間で多くの雨が降る集中豪雨などで屋外の移動がかえって危険なときは、屋内のなるべく高い場所での安全確保(垂直避難)が有効な場合もあります。
また、地域には、高齢者、障がい者、妊娠中の方など自分だけで避難することができない方がいます。近所にそのような方がいる場合には、無理のない範囲で避難の支援をお願いします。
◇災害時に高齢者や障がい者を地域で支援 避難行動要支援者支援制度
自分で避難することが難しい方は、避難行動要支援者支援制度に登録できます。登録すると、自治会、民生委員などが災害時に安否確認や避難誘導を支援します。

《制度の概要》

■水害対策をしよう
◇雨水ますの清掃
雨水ますは、雨を排水する入口です。落ち葉やごみで塞がると、道路などに水がたまる原因になります。
大雨時の冠水を防ぐため、雨水ますの清掃にご協力ください。

問合せ:道路管理課
【電話】048-477-4596

◇止水板などの準備
市では、大雨や台風による建物などへの浸水対策に有効な止水板の設置・購入費用の一部を補助しています。
対象:市内の住宅、店舗、事務所などの所有者及び使用者
対象工事など:止水板などの設置工事及び関連工事、持ち運び可能な簡易的な止水板の購入
補助額:設置費の2分の1(上限40万円)

申込み及び問合せ:申請書(市ホームページ、窓口で配布)を直接、道路管理課(【電話】048-477-4596)へ

問合せ:危機管理室
【電話】048-477-2502