子育て 【特集】大切なあなたに知ってほしい こどもの権利(3)

■こどものための各種月間のお知らせ

●子どもの夢つなぐ市民運動☆ふじみ~10月は子どもの夢つなぐ市民運動☆ふじみ強調月間~
こどもたちが、生まれ育った環境によって、現在も未来も左右されることなく、夢や希望をもって健やかに成長できるまちづくりを目指して、企業や事業所、地域団体、行政が一体となって「子どもの夢つなぐ市民運動☆ふじみ」に取り組んでいます。
こども服や食料品の寄附、活動場所や物資倉庫などの場所の提供、ボランティア活動などをしていただける方(サポーター)を募り、それぞれを必要としている方につなぎ、活用する運動です。

◇富士見市子ども未来応援基金への寄附
基金を活用し、こどもや若者の居場所づくり事業を行う団体に対し補助金の交付を行っています。皆さんからのご寄附が、こどもたちの未来を応援する大きな力となっています。
※この寄附は所得税・法人税の優遇措置が受けられます。

●里親について考えてみませんか~10月は里親月間~
◇さまざまな理由で家族と離れて暮らすこどもは埼玉県で約2,000人
18歳まで(必要に応じて20歳)のこどもを家庭に迎え入れ、育てていただくのが「里親制度」です。全てのこどもたちが愛情や温もりを感じながら育つことができるよう、里親家庭を増やす取り組みを進めています。

◇里親の種類
・養子縁組里親
将来的に養子縁組を希望し、養子縁組の必要なこどもを養育する里親
・養育里親
養子縁組を目的とせず、一定期間養育する里親
※上記のような養子縁組や長期間の預かりだけではなく、保護者の病気や入院などを理由とした数日~短期養育もあります。

●[STOP!]児童虐待~11月は児童虐待防止推進月間~
◇虐待はこどもの心身や発達に深刻な影響を与えます
保護者(親または親に代わる養育者)がこどもの心や身体に傷をつけ、こどもの健やかな発育や発達に深刻な影響を与える行為で、こどもの権利を侵害します。
愛情に根差した「しつけ」のつもりでも、現実にこどもの心や身体が傷つく行為であれば、虐待にあたります。

〔こどもの心身への影響〕
虐待は、こどもの脳の発達に深刻な影響を及ぼします。幼少期に辛い体験をすることで脳が傷つき、将来心身の成長や発達に影響が出ることがあります。

●こどもを虐待から守るために
心配な状況を発見したら、迷わず児童相談所や市役所へ相談してください。相談者が特定されないよう秘密は守られます。また、虐待のことで悩んでいるこども自身や保護者の方からの相談も受け付けています。

◇もしかして虐待かも?と思ったら
・児童相談所虐待対応ダイヤル
【電話】184(いちはやく)(24時間対応)
※近くの児童相談所につながります。

◇こんなことはありませんか?
・こどもに不自然なアザや傷がある
・服がいつもひどく汚れている
・いつもお腹をすかせている
・大人の怒鳴り声やこどもの泣き声がよく聞こえる など
緊急の場合は迷わず110番

◇そのほかの通告・相談窓口
・朝霞児童相談所
【電話】048-465-4152
月~金曜午前8時30分~午後6時15分(祝日、年末年始を除く)

・富士見市子ども未来応援センター
【電話】049-252-3773
月~金曜午前8時30分~午後5時15分(祝日、年末年始を除く)

・埼玉県虐待通報ダイヤル
【電話】#7171
24時間対応

・東入間警察署
【電話】049-269-0110
24時間対応

※本特集では、こども基本法の基本理念を踏まえて平仮名で「こども」と表記しています。
(法令や固有名詞などを除く)

問合せ:子ども未来応援センター
【電話】049-252-3773