- 発行日 :
- 自治体名 : 埼玉県富士見市
- 広報紙名 : 広報富士見 令和7年10月号
■株式会社うなとろふぁ~む
所在地:下南畑222
今回は、市内でメダカ販売を営んでおり、今年4月に新事業所(下南畑)が完成し、本社機能も含めて移転された、ユニークな社名が印象的な(株)うなとろふぁ~むを訪問しました。
◇夫婦二人三脚で成長企業へ
社名の由来は「小学生でも分かるように、また心に刻まれるネーミングにしたいとの思いから、自分自身の好きなものであるうなぎ、まぐろ(トロ)、とろろから名付けた」と圭吾さんは語ります。金魚の販売店からスタートした同社は、現在、メダカの販売を主力とし、100種類以上のオリジナル品種が人気を集めています。中でも、品種改良で誕生した「ふ~は~」と「うなとろんぐ」は、YouTubeでも紹介されるなど、大人気で注目を浴びています。また、メダカの飼育において、これまでにないミジンコを取り入れるなど、独自の取り組みにも積極的です。なお、同社のメダカは本市のふるさと納税返礼品としても多くの方に選ばれています。圭吾さんは「好きなことだから苦労は感じませんでした」とこれまでを振り返りながらも、創業時から夫婦二人三脚で会社を成長させてきました。「お客様の声がモチベーションになっています」と山崎夫婦の言葉どおり、メダカの購入後もSNSを通じて飼育に関する相談を受けるなど、顧客目線に立った事業に取り組んでいます。
◇メダカだけじゃない、地域の未来も育てたい
「福祉施設などを通じて、地域の方々と一緒に仕事がしたい」と話す圭吾さんは、商品パッケージ作業の一部を福祉事業所に発注するなど、事業を通じた就労機会の提供にも力を入れています。また、近年は、教育分野におけるメダカの活用にも取り組むなど、メダカの販売にとどまらず、福祉や教育など地域に根差した事業展開を見据えています。さらに、多肉植物を栽培するなど、さまざまな事業を展開するための準備を進めています。地域とのつながりを大切にする事業に取り組む企業は、今後の市の発展に欠かすことのできないものであり、こうした事業者とともに、持続可能なまちづくりを推進していきたいと思いました。
