- 発行日 :
- 自治体名 : 埼玉県三郷市
- 広報紙名 : 広報みさと 令和7年5月号
高温多湿となるこれからの季節は、熱中症になる危険性もますます増しています。高温環境下に長時間いた場合の体調不良は熱中症の可能性が高く、状況によっては死に至る場合もあります。
しかし、予防法や応急処置の方法を知っていれば、発症リスクを抑え重症化を防ぐことができます。「自分は大丈夫」と思わず、熱中症予防を行いましょう!
■熱中症予防のポイントを知っておこう!
令和6年度熱中症搬送者の約4割が室内!
「長時間の屋外作業」「暑くなり始め」「急に暑くなる日」「熱帯夜の翌日」は特に注意!
▽Point1
-屋内-
・エアコン等で温度調節
・遮光カーテン、すだれを利用
・室温をこまめに確認
-屋外-
・日傘や帽子の着用
・日陰の利用
・こまめな休憩
・暑い日は外出を避ける
▽Point2
暑熱順化(しょねつじゅんか)~体を暑さに慣らそう~
暑さに慣れていない梅雨の時期から熱中症の危険性は高まります。
暑くなる前から余裕を持って適度な運動(例:30分程度のウォーキングを週5日)や入浴で、無理のない程度に汗をかいてみましょう。体温調節のしやすい体になり、熱中症になりにくくなります!
■高齢者やこどもは特に注意が必要です!
熱中症救急搬送者のおよそ半数以上は高齢者。
年齢を重ねると暑さや水分不足に対する感覚が鈍り、暑さに対する体の調整機能も低下してくるので、注意が必要です。
また、こどもは体温の調整機能が未熟なので気を配る必要があります。
■熱中症予防講演会
内容:今夏の暑さ予測と熱中症予防のポイント
日時:6月7日(土)午前10時〜11時15分(受付9時45分から)
場所:鷹野文化センター
講師:藤富郷氏 三郷市PR大使、気象予報士
対象:どなたでも(小学生以下は保護者同伴)
定員:30人程度(申し込み順)
申し込み:健康推進課
【電話】930-7772
■熱中症警戒アラート・熱中症特別警戒アラート 危険!
熱中症の危険性が極めて高くなると予測される際に、気象庁からテレビやラジオ、防災無線やSNSを通して発表されます。日ごろから気にするようにしましょう!
〔熱中症予防情報サイト〕外出の際にはご確認ください。
■健康オアシス・クーリングシェルター(指定暑熱避難施設)
市内に外出した際に、冷房の入った涼しい室内でひと休みする場所としてご利用ください。
暑さや日差しから一時的に身を守り、熱中症を予防しましょう。くわしくは市ホームページをご覧ください。
○熱中症予防協力店・協力施設
こののぼり旗、ポスターが目印!(本紙参照)
○クーリングシェルター(指定暑熱避難施設)
熱中症特別警戒アラートが発表された際に開設します。
問い合わせ:健康推進課
【電話】930-7772