くらし 風水害に備えよう(1)

近年、全国各地で、台風や集中豪雨による被害が増加しています。
日頃から、必要な知識を身につけ、風水害に備えましょう。

■住んでいる地域を確認しよう
坂戸市防災マップの水害ハザードマップで自分の住んでいる地域は、浸水する危険があるのか、避難の必要があるのか、確認しましょう。

■避難場所を検討しよう
避難する場所は、避難所だけではありません。
様々な避難方法を理解し、避難場所を検討しましょう。

◇水平避難とは
平屋建てや自宅の2階以上まで浸水の危険がある場合、浸水が始まる前に安全な場所に避難することが大切です。避難先は避難所だけでなく親族や知人の家も検討しましょう。

◇垂直避難とは
自宅の1階程度まで浸水する危険がある場合、安全な場所への避難のほか、屋内の2階以上への避難も有効です。夜間や悪天候時は、屋内の高いところへ避難しましょう。

◇在宅避難とは
自宅に浸水の危険がない場合、風雨が治まるまで自宅にとどまることも有効です。

■あなたの行動計画マイ・タイムラインを作成してみよう
緊急時の行動を時系列でまとめた自分の行動計画表として、マイ・タイムラインを作っておくと、いざという時に慌てずに行動できます。資料は、市ホームページに掲載しています。

■非常用持出品を準備しよう
家族構成等によって必要なものは異なります。
以下はリュックサック等にまとめておくと役立つものの一例です。
・飲料水、すぐに食べられる非常食
・衣類、ひざかけ、軍手
・携帯トイレ、トイレットペーパー
・歯ブラシ、石鹸、タオル、ボディシート
・現金
・マスク、アルコール消毒液、ウエットティッシュ
・体温計
・服用している薬、お薬手帳
・救急セット
・家族の連絡先リスト

■防災情報を入手しよう
災害のおそれがある時及び災害発生時は、市や関係機関が様々な情報を発信します。防災アプリでは、風雨等で防災行政無線の音が聞こえない場合でも放送内容を確認できます。その他、以下の方法でも情報を取得できますので普段から確認しておきましょう。

◇河川監視システムカメラ・水位計設置場所

■避難情報を理解しよう
市は気象状況や河川の水位等を総合的に判断し、警戒レベルによる避難情報を発信します。また、避難の必要性を直感的に認識できるよう、避難指示を発令する際には、サイレン(60秒間×2回)を流します。

◇避難情報と河川水位の関係

※1　災害の状況を確実に把握できるわけではないため、必ず発令されるものではありません。
※2　市では、警戒レベル4発令時にサイレンを嗚らすなどして避難を呼びかけますので、安全な場所へ避難を始めてください。
※3　高齢の方、障害のある方等以外の人も必要に応じ、普段の行動を見合わせたり危険を感じたら自主的に避難するタイミングです。