- 発行日 :
- 自治体名 : 埼玉県幸手市
- 広報紙名 : 広報さって 2025年(令和7年)6月号
近年、気候変動の影響により、熱中症による健康被害が数多く発生しています。暑くなるこれからの時期は、熱中症のリスクがさらに高まります。ご自身や周囲の人の健康を守るためにも、早めの対策を心がけましょう。
■暑くなる前の体づくり
POINT[事前に暑さに慣れておこう!]
本格的に暑くなる前から運動や入浴をして汗をかくなど、暑さに身体を慣れさせることが大切です。
個人差がありますが、身体が暑さに慣れるまで数日から2週間かかるため、余裕をもって備えましょう。
〔効果的な運動など〕
(屋外)ウォーキング、ジョギング、サイクリングなど
(屋内)筋トレ、ストレッチ、入浴など
■梅雨明け直後の対策
POINT[早めの熱中症予防をしよう!]
梅雨明け直後は暑さに慣れていないため、熱中症の発生リスクが高くなります。厳しい暑さの中で活動する機会が増える時期ですので、暑さ対策が欠かせません。熱中症警戒アラートを目安として、適切な熱中症予防行動を早めに取りましょう。
〔効果的な熱中症予防対策〕
・屋内では室温の目安を28℃にして過ごす
※エアコンの設定温度ではなく室温28℃が目安です
。※夜間も熱中症のリスクがあるので、寝ている間もエアコンを利用することが重要です。
・屋外では涼しい服装や日傘・帽子を用いる
・こまめな水分補給を行う
■クーリングシェルターの活用
POINT[事前に場所を知っておこう!]
「熱中症特別警戒アラート」が発表された際には、市内の公共施設等でクーリングシェルターを開設します。自宅に冷房がない場合の一時休憩場所などにご利用をご検討ください。
※市内のクーリングシェルター一覧は右のQRコード(本紙参照)から確認してください。
■熱中症警戒アラートとは
熱中症のリスクが高まった際に、注意を呼びかけるため発表されるもの。
熱中症警戒アラートよりも危険な暑さが予想される際には、「熱中症特別警戒アラート」が発表されます。特別警戒アラートが発表された際は「外出を控える」、「高齢者や乳幼児などがエアコンなどにより涼しい環境で過ごせているかを確認する」など、ご自身と周りの人の命を守るためのより厳重な対応が必要となります。
問合せ:健康増進課
【電話】42-8421