くらし 地域発展のために「がんばる企業」を紹介します!

◼︎Tomo’sField~なごみの小鳥/なごみ整体~
平成24年に小川町に移住した中野ともみ氏は、小川の自然と文化に触れるうちに小川和紙のあたたかみのある素材感に魅了されました。
「創造する可能性」を伝えることが自らの使命であり、健康であることが、豊かな発想や前向きな行動につながるという理念の基、町の伝統文化である手漉き和紙を、一層の用途化ができないかと考え、ハンドメイドで1点1点丹精込めて作り上げた「しおり」や「御朱印帳」を生み出しました。
和紙と言えば「白」をイメージしがちですが、「なごみの小鳥」ブランドは季節の様々な鳥をモチーフとしたしおりであり、丁寧に細かい手作業で色付け、貼付けを行うことで一つ一つ温かみのある作品に仕上がっています。
小川町や東秩父村の手漉き和紙作家から和紙を仕入れており、作品は駅前観光案内所むすびめ他、町内和紙販売店舗、地域のイベント、ネットショップで手にすることが出来ます。
本年度からは町のふるさと納税返礼品にも採用され、同氏の作品が日本中に羽ばたくこととなり、小川町の名を一層伝播するとともに、和紙の秘める多様な可能性を表現していく機会を多く設けられます。
昨年度は和紙作品に加え、主に更年期の女性に向けた健康的な体調管理を「温活」を通してサポートする事業計画を立案し、埼玉県の経営革新制度の承認を受け、開始しています。この「温活」サポートでは、ハンドメイドで「おまたカイロ」を制作し、整体師の立場から提案・販売しています。
同氏は「これからも小川和紙の可能性と、健康な女性たちの持つ可能性にチャレンジしたい」と意欲的に述べました。

問合せ:小川町商工会
【電話】72-0280