- 発行日 :
- 自治体名 : 埼玉県小川町
- 広報紙名 : 広報おがわ 令和7年9月号
突然、大切な家族や友人、近くの人が倒れてしまったら…
一刻も早い心肺蘇生(心臓や呼吸が止まってしまった人を助けるための応急処置のこと)が必要です。
9月9日『救急の日』にちなんで、いざという時に備えた、心肺蘇生法とAEDの使い方をご紹介します。
◼︎心肺蘇生法の基本的な手順
(1)安全確認:周囲の安全を確保し、傷病者に近づきます。
(2)意識の確認:傷病者の肩をたたきながら声をかけ意識があるか確認します。
(3)応援を呼ぶ:反応がなければ、大声で助けを求め、119番通報とAEDの手配を依頼します。
(4)呼吸の確認:普段通りの呼吸をしているか観察します。
(5)胸骨圧迫:普段通りの呼吸がなかったら、すぐに胸骨圧迫を30回行う
(6)人工呼吸:胸骨圧迫の後、傷病者の気道を確保し、人工呼吸を2回行う
(7)胸骨圧迫と人工呼吸の継続:30回の胸骨圧迫と2回の人工呼吸を繰り返します。
(8)AEDの使用:AEDが到着したら、本体の音声ガイドの指示に従って使用します。
(9)救急隊に引き継ぎ:救急隊が到着するまで、心肺蘇生を継続します。
◼︎AEDは誰でも使えるの?
AEDを操作するのに特別な資格は必要ありません。電極パッドを貼ると、AED本体が、自動で心電図を解析し、音声による対応の指示が出ますので迷うことなく、誰でも使用してください。
◼︎AEDの使い方
(1)電源を入れます…フタを開けると、自動的に電源がONになり音声が流れます。
(2)パッドを貼ります…音声ガイドの指示に従い電極パッドを所定の位置に貼ります。
(3)AEDが判断します…電気ショックが必要かどうかをAEDが心電図を調べ判断します。
(4)電気ショック…必要と判断されたら、「電気ショックのボタンを押してください。」と音声が流れます。
必要でない場合は、「電気ショックは必要ありません。」と音声が流れます。
◼︎AEDはここにあります!(公共施設)
役場、リリックおがわ、パトリアおがわ、各公民館、ココット、大塚コミュニティーセンター、武道館、図書館、総合運動場、八幡台グラウンド゛、ふれあいプラザおがわ、道の駅おがわまち、仙元山見晴らしの丘公園、各小・中学校(旧含む)、各保育園、健康福祉課貸出用 計30台
問合せ:健康福祉課保健衛生担当
【電話】内線157