くらし [おしらせ5]町の魅力発信拠点 むすびめ通信 第54回

■空き店舗の活用事例紹介 シェアキッチンあまふく食堂
「余り物には福がある」から名付けられた“あまふく”さん。
この名前には、みんなで物や時間を融通し合い、つながりの中で暮らしていこうという思いが込められています。
数年間空き店舗だった物件を、4家族の運営メンバーで借りて改修し、オープンさせたこの店の中心人物は、長尾瞳さん。
2019年に小川町へ移住し、キッチンカーでアジアンエスニック料理を提供してきました。移住前から店舗物件を探していたそうですが、この物件も娘さんたちの保育園送迎の途中で見つけたのだとか。
「実はこの店には“余り物には福がある”エピソードが盛りだくさんなんです。」と瞳さん。
厨房用品やエアコン、椅子やテーブルなどを、さまざまなご縁で譲っていただいたそうです。
長尾さんが思い描くあまふく食堂は、「食事処」にとどまりません。
子どもたちが宿題を一緒にできる場所、共同保育の場、そして近隣のお年寄りの居場所……。世代を超えて人が集える場にしたいと、夢は広がります。
現在(2025年9月)、あまふく食堂はエスニックカレー、台湾料理、お好み焼きなどを提供する7店舗が交代で営業中。
ぜひ、あなたのお気に入りを探してみてください。
営業の詳細はInstagramをご覧ください。

◇あまふく食堂
場所:小川町飯田257-5

場所:大塚1176-5
(観光案内所)【電話】74-1515
開館時間:9時〜17時
(移住サポートセンター)【電話】81-5331
開館時間:9時30分〜17時(火~日)