- 発行日 :
- 自治体名 : 埼玉県鳩山町
- 広報紙名 : 広報はとやま 令和7年11月号
■家族みんなで子育て
鳩⼭町で⼦育てをしている世帯の皆さんに、普段の⽣活の様⼦や⼦育ての楽しさや⼤変さについてお話をお聞きしました。
●保育園児⼆⼈がいるご家族
・子育てで大変なことはありますか?
私の場合、自分がやりたいことを好きなタイミングでできないことが大変だと感じています。趣味の時間が取れないのもありますが、食事や睡眠もそうです。こどもの年齢が低ければ低いほど何をするにもそのペースに合わせることになりますし、その状態が続くことで疲労がたまっていきます。最近息子の夜泣きが続いているので「夜が来るのが嫌だな」と思うこともあります。
・鳩山町で子育てを行って「よかった!」と思う点はなんですか?
「待機児童がいない」ことです。仕事を続けていくうえで、必須となるのでありがたかったです。私は子育てをするまで別の地域に住んでいて、地元である鳩山町にUターンしたのですが、これを聞いたときに驚きました。おかげで、安心して仕事に専念できていますし、保育士さん方には子育ての相談もできてたくさん助けていただいています。
●0歳児のお⼦さんがいるご家族
・町の中でお気に入りのお出かけスポットはありますか?
鳩山町には子育てに関する支援センターがたくさんあって、特に「ひばりキッズルーム」やつどいの広場「ぽっぽ」、町立幼稚園の「ピジョっこルーム」などによく訪れています。こどもといっしょに遊んだり、さまざまな相談ができて助かっています。
●ママとパパ二人で子育て!
⼩学⽣と幼稚園児のお⼦さんがいるご家族
・鳩山町での子育て支援
町の助産師さんがマンツーマンでサポートしてくださることがとても助かりました。鳩山町に移住してきて、最初は夫と二人体制の育児でしたが、助産師さんをはじめ色々な方が相談にのってくださったり、サポートしてくださったのでありがたかったです。
・幼稚園に通っていて良かったこと
親子でそろって参加できるイベントが多くて嬉しいです。去年は大豆を植えて、育てて、収穫して、味噌に加工するまでをこどもと一緒に体験させてもらいました。こどもも自分で作ったものをよろこんで食べていました。
また、幼稚園の先生方はこどもたちひとりひとりをしっかり見て、長所を伸ばす指導をしてくださっています。
●保育園児のお⼦さんがいるご家族
・鳩山町で子育てをすることを選んだ理由
子育てをする上で、実家のサポートが受けやすいことと、自然が豊かでこどもがのびのび育ちそうなところが、選んだ理由です。
・鳩山町で子育てをしてよかったと思うこと
今年から保育園に入園しましたが、広い園庭で思い切り外遊びが出来るのが、とても良いと思いました。環境に慣れるまで心配でしたが、本人も楽しそうに通ってくれています。
・お子さんとよく遊びに行くところ
町内なら、つどいの広場「ぽっぽ」やはとっこひろば「にこにこ」、町外では近隣のショッピングモールの親子向けイベントに行くことが多いです。
■子育てお悩みQ and A
つどいの広場「ぽっぽ」に寄せられた子育てのお悩みを回答と共に掲載します。
Q.そろそろ母乳からミルクや離乳食への切り替えを考えていますが、どちらも少量しか口にしてくれません。成長のことを考えると、とても不安です。
A.お子さんの中には、体質で食が細かったり、食に興味のなかったりする子もいます。健康で機嫌が良いのであれば、病気の心配はないと考えて良いでしょう。ほんの少しでも口にしているなら、そのうち食べられる量が増えていくかもしれません。いまから不安に思わず、長い目で見守っていきましょう。
Q.最近、オムツを履くのを嫌がったり、オムツの中に手を入れたりするようになりました。なぜ、そういうことをするのでしょうか?
A.痛みや違和感があるのかも知れません。時々オムツの中が蒸れていないか、皮膚が赤くなっていないかなど気をつけて見てあげると良いでしょう。
Q.こどもに注意するときの言葉選びに悩んでいます。あまり良くないとは分かっていても、こどもに危険がともなう場面などでは、焦ってとっさに「ダメ!」と言ってしまいます。こどもにどんな言い方をすればいいですか?
A.危ないこと、してほしくないことは、「〇〇しないでね」とその時に教えてあげましょう。例えば、「ダメ」と注意したくなる場面では、どうしてやめてほしいのか、具体的な説明に置き換えると良いと思います。
Q.寝返りが出来るようになってから、うつ伏せで寝ている時間が長くなりました。心配なので、仰向けに戻そうとするのですが、起きてしまいます。
A.うつ伏せでよく寝るのであれば、無理に戻さずにそのまま寝かせても大丈夫だと思います。固めの布団に寝かせ、枕やタオルなど口や鼻をふさぐ物を顔の周りに置かない様に注意してください。
また、寝ている間は呼吸をしているかなどそばで気を付けて見てあげることが大事でしょう。
