- 発行日 :
- 自治体名 : 埼玉県小鹿野町
- 広報紙名 : 広報おがの 令和7年6月号
集落支援員(地域交流支援員) 本 奈代子
■小鹿野春祭りにて、明治大学生が付け祭りに参加
4/19小鹿野春祭りにおける「上町若連」主催の付け祭りでは、明治大学商学部中川ゼミナール生が司会を務め、翌20日も一日屋台曳行に参加しました。この繋がりは本年で3年目となります。新型コロナウイルスの影響がまだ残る2023年、上町若連が「小鹿野春祭りを多くの人に知ってもらい、地元と新たな活力との連携により祭りを残していきたい」と考えたことがきっかけとなり、当時よく来町していた明治大学生を受け入れることができました。
◇明治大学生のコメント(明治大学中川ゼミナール小鹿野PJリーダー・黒沼位元)
平素より明治大学中川ゼミナールの活動にご理解とご協力を賜り、誠にありがとうございます。
このたび、春祭りには3年生7人、2年生11人参加させていただきました。準備段階から参加させていただき、町民の皆さまの温かいつながりを肌で感じる貴重な機会となりました。屋台の組み立て・解体作業や、休憩時間に年齢を問わず交流を深める様子を拝見し、地域に根差した絆の力強さを実感いたしました。この素晴らしい輪の中に、私たちも加えていただけたことに心より感謝しております。
私たち小鹿野PJは「学習地域社会の創造」をコンセプトに、学生の視点を活かしながら、地域の皆さまとともに小鹿野町の未来について考える機会を大切にしております。昨年度は農場班、教育班、キャンプ班、植樹班に分かれて調査・研究を行い、その成果を「みんなの学校」の場で発表・意見交換させていただきました。今年度は、引き続き各班の活動を深めるとともに、郷土芸能の継承について各小学校における地域教育が担ってきた役割が、どのように受け継がれ、地域の伝統を未来に残していくかを重点課題として取り組んでまいります。
今後ともご指導ご鞭撻のほど、何卒よろしくお願いします。
◇集落支援員のコメント
当祭りでは、立教大学の学生も「原町」の出店でおっきりこみのブースを担当し笠鉾も曳いていました。これからも、地域外の若者が各地域で住民の皆さまと交流を持つ機会が増えていくかと思いますが、温かく迎えて頂けると幸いです。