くらし くらしの110番 中古自動車の購入・故障などのトラブルに注意

中古車の購入に関する契約トラブルの相談が寄せられています。
自動車の契約にはクーリング・オフ制度はありません。原則、契約書の内容に従うことになりますので、契約直後に解約を申し出ても受け付けられなかったり、解約料が発生したりする場合があります。中古車は同一の車種や型式であっても1台ずつ状態が異なることから、取り敢えず契約することは避け、熟考して契約するよう心がけましょう。

◆事例
1か月前に納車された中古車のエンジンオイルが漏れている。業者に連絡したが、保証期間は終了していると言われた。来月に車検があり別の業者にも相談したが、修理しない限り車検が通らない。

◆消費者へのアドバイス
(1)自動車の購入は中古車であっても高額な契約になります。購入するときは実際の車両を直接確認するなど、慎重に検討しましょう。
(2)中古車は新車と異なり、機器がある程度損耗していることがあります。価格だけでなく、新車登録からの経過年数、走行距離、修復歴、保証制度等をよく確認しましょう。
(3)契約・解約についてしっかり確認しましょう。条項を把握し、納得してから契約するようにしましょう。

困った時には、お近くの消費生活センター等にご相談ください。
消費者ホットライン【電話】188(いやや)
埼玉県消費生活支援センター熊谷【電話】048-524-0999

問合せ:経済観光課 商工観光担当
【電話】0495-77-0703【FAX】0495-77-3915