くらし 千葉のコレ知ってる?

■129 千葉県消防学校
◇プロフェッショナルを育成
千葉県消防学校は、消防士などが消防・救助などに関する高度な専門知識と技術を修得するための訓練施設です。1961(昭和36)年に千葉市で開校し、2019(平成31)年に市原市に新築移転しました。
敷地内でひときわ目を引くのは、ビルを想定した高さ40メートルの訓練塔。このほか消火訓練の施設はもちろん、河川・海岸での水難事故や地震による家屋倒壊、集中豪雨時の車両水没などさまざまな場面を想定した最新の訓練施設を備えています。
また、地域で活動する消防団員を対象に、住民の避難誘導や救助などに関する訓練も行っています。

◇防災を学ぼう!
校内には「防災研修センター」が併設され、県民を対象に、年間を通じてさまざまな研修を無料で開催しています。心肺蘇生や応急救護に関する実践的な研修のほか、気象予報士による気象災害の解説、こども向けに起震車乗車体験やゲームなどを通じて楽しく防災知識を学べる研修もあります。災害時に役立つ防災クッキングや動物を飼っている方向けのペット防災などは、県内各地で出張講座も実施しています。
9月1日は「防災の日」。この機会に皆さんも研修に参加して防災について考えてみませんか?