- 発行日 :
- 自治体名 : 千葉県木更津市
- 広報紙名 : 広報きさらづ 令和7年4月号
一般会計583億6,521万5千円(前年度比12.2%増)と特別会計、公営企業会計を合わせた総額913億9,504万3千円(同8.2%増)の令和7年度予算がスタートしました。
本市は、転入超過による社会増が続いており、令和6年6月には、市制施行以来最多人口となる13万7千人を超えるなど、持続的な発展に向け、確かな歩みを続けています。
今後もさらなる成長・進化を遂げるため、富士見通りを開放感あふれる歩行空間に生まれ変わらせ、皆さんが楽しめる新たな賑わいの場にするとともに、庁舎整備事業や吾妻公園文化芸術施設整備事業、パークベイプロジェクトなどとも連携した魅力あるまちづくりを進めていきます。また、少子高齢化を背景とした地域課題や近年の気候変動に伴う大規模災害への対応などの多様化した市民ニーズに確実に対応し、誰もが安心して暮らせる社会の実現に取り組むため、財源を効果的・重点的に配分した予算編成を行いました。
(金額については、令和7年度一般会計補正予算(第1号)を含んでいます。)
■一般会計予算額 583億6,521万5千円
◇歳入(金額の増減は、対前年度額)
市税:給与所得者が増加傾向にあることや設備導入などに伴う資産の増加などがあったことにより、11億2千万円の増額。
繰入金:庁舎整備のため庁舎整備基金の繰入などにより、25億8千万円の増額。
◇歳出(金額の増減は、対前年度額)
総務費:庁舎整備や吾妻公園文化芸術施設整備により、30億5千万円の増額。
民生費:児童手当支給事業費、障害者自立支援給付事業費の増加などにより、26億6千万円の増額。
《性質別区分》
経常的経費:人件費や扶助費、公債費など毎年度必要となる経費は予算の79.7%
投資的経費:道路、公園、学校の建設など社会資本整備に必要な経費は予算の11.7%
■主な事業
◇庁舎整備事業費 16億1,334万円
令和10年度の供用開始に向けて、駅前新庁舎の設計および木更津駅前西口駐車場の解体工事を行います。
◇富来田分署整備事業費 6億861万円
令和8年度の供用開始に向けて、老朽化した消防署富来田分署の建築工事に着手します。
◇吾妻公園文化芸術施設整備事業費 6億794万円
令和10年度の供用開始に向けて、吾妻公園にホール・図書館・中央公民館を複合した文化芸術施設や大屋根広場、交通公園などを整備するため、実施設計などを行います。
◇民間保育園等施設整備費補助金 5億2,507万円
保育園の待機児童解消のため、民間保育園などの整備・改修費用に対して補助を行い、拡充を促進します。
◇予防接種費 3億9,720万円
令和7年度から定期接種化となる帯状疱疹ワクチンの接種費用の一部を助成するなど、疾病の発生や重症化の予防を図ります。
◇中学校施設長寿命化改修事業費 3億8,286万円
波岡中学校の校舎長寿命化改修工事を行うとともに、清川中学校の校舎長寿命化改修の設計を行います。
◇金田小学校整備事業費 3億2,580万円
児童数の増加に対応するため校舎増築および既存校舎改修の設計を行います。
◇パークベイプロジェクト推進事業費(富士見通り歩道改良) 2億9,200万円
「みなとまち木更津」のシンボルロードである富士見通りの歩道整備を行います。
◇金田西特定土地区画整理事業負担金 1億4,129万円
令和8年度の完了に向けて、県との協定に基づき、金田西特定土地区画整理事業の負担金を支払います。
〔物価高騰対応重点支援事業〕
◇生活者物価高騰対策支援事業 8,088万円
物価高騰の影響を受ける生活者に対して、電子地域通貨「アクアコイン」の20%ポイント還元による経済的支援を行うとともに、消費喚起に繋げ、地域経済の活性化を図ります。
◇後期高齢者物価高騰対策緊急支援事業 7,309万円
75歳以上の方の経済的支援として、ギフトカード(3千円分)を支給します。
◇小学校・中学校給食賄材料費負担軽減事業 9,033万円
物価高騰が続くなかで、保護者負担を増やすことなく学校給食の提供ができるように、食材費高騰分を支援します。
問合せ:財政課
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【電話】0438-23-8199【FAX】0438-25-3566