- 発行日 :
- 自治体名 : 千葉県佐倉市
- 広報紙名 : こうほう佐倉 2025年5月1日号(1452号)
■令和7年度佐倉市の主要事業と予算
2ページで示した、4か年の「第5次総合計画中期基本計画」に基づいて策定した、今年度の主要事業を紹介します。福祉や教育、子育て支援のほか、市民生活の安全・安心のための施策に引き続き重点を置きつつ、下記の5つのまちづくりの基本方針を実現するため、取り組みを進めます。
令和7年度の予算の概要(歳出・歳入)や、令和6年度の予算の執行状況は、市ホームページ(右記)から詳細をご覧いただけます。
◆令和7年度佐倉市の予算
一般会計:589億6200万円(37億1900万円増 +6.7%)
特別会計:363億4804万5千円(5億619万円減 -1.4%)
合計:953億1004万5千円(32億1281万円増 +3.5%
※増減額・率はすべて前年度当初予算比
◆佐倉市の公営企業である水道・下水道事業の予算概要も市ホームページでご覧いただけます
佐倉市の水道・下水道事業は、利用している市民の皆さんが支払う水道料金・下水道使用料をそれぞれ主な収入源としています。
市の上下水道事業は、サービスを利用するかたが費用を負担する「受益者負担」を原則に、独立採算制で運営されています。令和7年度の予算概要は市ホームページ(右記)から詳細をご覧いただけます。
※二次元コードは、本紙をご覧ください。
問合せ:経営企画課
【電話】485-1191
◆福祉・健康・子育て
ともに支え合い誰もがいきいきと暮らせるまち
▽学童保育所施設整備事業(2179万9千円)
間野台学童保育所の拡張整備や、Wi-Fi環境の整備などを行います。
▽子ども医療費助成事業(5億8438万6千円)
中学校3年生までの子どもの入・通院に対し、保険診療分の医療費などの一部を助成します。
▽高校生等医療費助成事業(1億1042万9千円)
高校生相当年齢の子どもの入・通院に対し、保険診療分の医療費などの一部を助成します。
▽障害者理解促進事業(74万円)
障害や、障害のある人への理解が深まる講座やイベントを実施し、「心のバリアフリー」を推進します。
▽介護人材確保対策事業(501万円)
介護職への就業促進のための研修を実施するほか、市内介護サービス事業所などに就労する職員を対象に、資格取得および資格更新に係る費用を補助します。
◆都市基盤・住環境
人と自然が調和した安心して暮らせるまち
▽地域防犯活動推進事業(952万6千円)
自主防犯活動の支援や防犯に関する啓発を行います。
▽妊産婦等福祉避難所備蓄物資管理事業(623万円)
妊産婦などを受け入れるための指定福祉避難所の指定に伴い、必要な備蓄品を購入・管理します。
▽交通安全施設整備事業(6484万3千円)
街路灯や、区画線などの整備や通学路の安全対策などを行います。
▽生活道路整備事業(4億8936万7千円)
老朽化や破損の著しい道路の改修整備を実施し、安全・安心・快適性の向上を図ります。
▽ふるさと広場拡張整備事業(4億2495万8千円)
佐倉ふるさと広場の拡張整備に向け、公園の設計や用地取得などを行います。
▽気候変動対策室管理運営事業(202万6千円)
気候変動対策(緩和と適応)に関する情報収集・調査・研究を進め、事業反映(さくら涼み処など)につなげます。
◆教育
豊かな心を育み笑顔あふれるまち
▽多様な学びの教育相談事業(1912万9千円)
市内中学校の校内教育支援センターに専門の相談員を配置するとともに、臼井地区にルームさくらを新設します。
▽小・中学校情報機器整備事業(4億4572万1千円)
操作性が高い学習用タブレットの更新や回線強化など、ICTを活用した学習環境の整備・充実を図ります。
▽学校給食食材支援事業(9105万3千円)
小中学校の給食米およびパンを公費で調達します。
▽地域連携事業(3197万7千円)
地域の活性化のため、市内の高等学校等と連携事業を行います。また、放課後の子どもの安全な居場所確保のため、「放課後こども教室」を実施します。
◆産業・観光・文化
地域の資源を活かした活力と賑わいのあるまち
▽生産性向上事業(2015万4千円)
農地の集約化やスマート農業に対応するため、農地改良を推進します。
▽田んぼダム普及事業(121万9千円)
田んぼに降った雨水を一時的に貯留する、田んぼダムの普及促進を図るため、必要な資材の支給などを行います。
▽観光イベント事業(5704万5千円)
チューリップフェスタ、花火大会などを開催します。
▽観光拠点整備事業(5694万1千円)
旧平井家の耐震工事などを実施し、古民家活用を推進します。また、城下町エリアでのタマルバや、ふるさと広場の水上デッキ整備などを実施します。
▽企業誘致事業(6080万3千円)
企業誘致促進助成金、再投資促進助成金、雇用促進奨励金などを交付します。
◆市民参加・自治体運営
市民とともに創る多様性のある持続可能なまち
▽平和施策事業(629万円)
戦後80周年を契機とした講演会の開催や、市内中学生の代表を被爆地へ派遣する佐倉平和使節団の実施など、恒久平和実現に向けた啓発事業を実施します。
▽ファシリティマネジメント推進事業(647万6千円)
持続可能な公共施設などの管理・活用を図るため、公共施設再配置方針を踏まえた取り組みを推進します。
▽電子自治体推進事業(1405万1千円)
市民向けスマホ講習会の実施や、窓口におけるキャッシュレス決済の実施などを行い、庁内外のDXを推進します。
問合せ:財政課
【電話】484-6109