子育て 佐倉市戦後80年事業 平和祈念講演会「つなぐ記憶 つむぐ未来」(中高生対象)

日時:10月26日日午後1時30分~4時30分(午後1時開場)
会場:国立歴史民俗博物館
要申し込み・無料
戦後80年を迎え、戦争体験者の高齢化に伴って戦争記憶の継承が途絶えてしまうことが大きな課題となっています。
市では、長崎市の鈴木史朗市長をはじめ、さまざまな活動を通じて戦争の悲惨さと平和の尊さを伝え続けている皆さんを迎え、次世代を担う若者たちとともに、戦争と平和について考える講演会を開催します。
対象:市内在住・在学の中高生
※対象者1人につき保護者1人まで参加可。保護者のみの参加は不可
定員:120人(保護者含む。多数時抽選)
申込み:市ホームページ(右記)の申し込みフォームから
※9月3日(水)から申し込み受付開始
※二次元コードは、本紙をご覧ください。

■講演プログラム
◆―第一部戦争と平和を「知る」―
▽講演「つなぐ記憶 つむぐ未来」長崎市 鈴木 史朗 市長
「最後の被爆地」の市長として、世界中で核廃絶と世界平和を訴えておられる長崎市の鈴木市長に、核兵器の非人道性と、「伝える」ことの重要性についてご講演いただきます。

▽被爆体験講話「忘れ得ぬ“原爆”の記憶」 小谷 孝子さん
市内の小学校で被爆体験をお話しいただいている小谷さんに、ご自身が6歳のときに広島で被爆されて以来、どのように生きて来られたのか、腹話術人形の「あっちゃん」とともにお話しいただきます。

◆―第二部戦争と平和を「考える」―
▽南壽あさ子さんミニコンサート
実話を元にした映画「おかあさんの被爆ピアノ」に出演、また主題歌も担当された佐倉市出身のシンガーソングライター南壽あさ子さんのミニコンサートです。

▽佐倉市×予科練平和記念館
それぞれ「連隊のまち」「海軍のまち」としての歴史を持つ佐倉市と阿見町の、戦争とのかかわりについて、当市文化課および予科練平和記念館の学芸員が解説します。

▽質疑・意見交換
参加者の皆さんから質問などをいただきながら、登壇者と一緒に、平和のために「私たちは何ができるか」について考えます。

■国立歴史民俗博物館
現在、歴博がある場所には、陸軍の連隊が置かれており、多くの若者がこの地で訓練を積んだのち、戦地へ赴きました。
歴博では、歩兵第五十七連隊兵舎の模型など、当時の連隊の様子がわかる資料も展示しています。講演会の前に、ぜひ展示もご覧ください。
※講演会参加の保護者は、当日に限り団体料金(350円)で観覧できます(高校生以下無料)

問合せ:広報課
【電話】484-6103