- 発行日 :
- 自治体名 : 千葉県東金市
- 広報紙名 : 広報とうがね 2025年9月1日号 No.1373
災害発生時には、電気・ガス・水道などのライフラインや物流のストップにより、食料などが入手困難になることが想定されます。
そのような場合に備えて、最低3日間分、できれば1週間分の食料や日用品を準備しましょう。
■備えを万全に
◆水の備え
・飲料水は、1日1人3リットルを目安に備蓄しましょう。
・お風呂の残り湯は、生活用水に利用できます。
◆食料の備え
・缶詰、レトルト食品、フリーズドライ食品など調理済みのものを用意しましょう。
◇備蓄をローリングストックで
普段使う食品や加工品などを少し多めに買い置きして、賞味期限の近い物から消費し、使った分を買い足すことで、常に一定量のストック(備蓄)を保つ方法です。
◆停電の備え
・携帯電話は、情報を得るための重要なツールです。電池などで充電できる充電器を用意しましょう。
・ラジオや懐中電灯、予備の電池も十分用意しましょう。
◆燃料の備え
・卓上カセットコンロや固形燃料を備えましょう。
・予備のカセットガスも十分用意しましょう。
■マイ・タイムラインで逃げ遅れゼロ
マイ・タイムラインとは、「避難行動」をまとめた行動計画表です。台風の接近などによる河川の水位上昇や洪水に備え、自分がとるべき行動をあらかじめ時系列に整理しておきます。
自分の家族構成や生活環境に合った、避難に必要な「情報」「判断」「行動」を把握してマイ・タイムラインを作成し、「自分の逃げ方」を手に入れましょう。
【HPID】7281
■地震・風水害対策チェックリスト
◆非常持ち出し品
上の備えの他にも持ち出し用に準備をしておきましょう。
・貴重品…現金、預貯金通帳、印かん、マイナンバーカード、資格確認書(健康保険証)、権利証書など
・非常食…缶詰、ドライフーズ、ミネラルウォーターなど
・応急医薬品…常備薬、ばんそうこう、傷薬、鎮痛剤など
・生活用品…下着・上着、靴下、ティッシュ、雨具、紙おむつなど
※持病がある方は、医師や薬剤師と、災害時の備えについて相談しておきましょう。
◆家具の転倒などから身を守る
・寝室に背の高い家具は置かない
・ガラスに飛散防止フィルムを貼る
・家具や家電に転倒防止金具などを取り付ける
・地震保険や地震共済に加入
◆水害や土砂災害から身を守る
最近では、局地的に激しく降る雨が増えてきています。この時期は台風も発生しやすいため、特に気を付けましょう。
・氾濫に巻き込まれないよう、河川・水路に近づかない
・集中豪雨などでは、がけ崩れに巻き込まれないよう注意
※勾配の急な斜面では、がけの上・下どちらも注意が必要です。早めに避難しましょう。
◆通電火災から身を守る
・感震ブレーカーを取り付ける
・避難時はブレーカーをオフに
・ブレーカーを復旧させる際、安全ブレーカーを活用
・復旧前、電気器具に破損がないか確認
・暖房器具の横転や周辺に可燃物がないか確認
◆家族との連絡手段を決めておく
・家族で避難場所や離ればなれになった場合の連絡方法を決めておく
・災害用伝言ダイヤル(【電話】171)や携帯電話の災害用伝言板サービスを確認
■災害に備えて水道水のくみ置きを
◆くみ置きの方法
清潔でふたのできる容器(ポリタンク・ペットボトル・水筒など)になるべく空気が入らないように口元いっぱいまで水道水を入れてください。
水道水は沸騰させたり浄水器などに通さず、蛇口からそのまま容器に保存してください。
◆くみ置きの保存方法・期間
直射日光を避けて、冷暗所に保存してください。また、消毒用の塩素による殺菌効果がありますので、約3日間保存できます。保存期間を過ぎた水は、飲み水以外にご利用ください。
問合せ:山武郡市広域水道企業団
【電話】55-7852
■防災情報はこちらから
・防災行政無線放送内容の電話音声案内…専用電話【電話】50-1188
・東金市防災メール(空メール送信で登録)【E-mail】→[email protected]
・消防防災課公式X(旧ツイッター)【ID】@tougane_bousai
・東金市避難情報等架電サービス…高齢者や障がいのある方を対象に、災害時に緊急性の高い情報を電話でお知らせします。消防防災課で申し込めます。
問合せ:消防防災課
【電話】50-1226