文化 新たに文化財を指定しました

■永吉台遺跡群出土(ながよしだいいせきぐんしゅつど)の古代文字及び信仰関連資料群
現在、東京ドイツ村の敷地となっている永吉台遺跡群遠寺原(とおてらはら)地区および西寺原(にしてらはら)地区の発掘調査で出土した、8~10世紀の奈良・平安時代の考古資料を、新たに市の文化財に指定しました。
文字が書かれた墨書(ぼくしょ)土器82点のほか、焼き物のハンコや硯(すずり)、役人のベルトの部品、塔を模した瓦塔(がとう)などの仏教に関連する道具を含む各種の資料群です。土器に書かれた文字の意味は不明瞭ですが、当時の人々の生活や感性が感じられるほか、奈良・平安時代の当地方のムラにおいて文字が普及し、さらには仏教を中心とした高度な文化が広まっていた事を裏付ける貴重な資料です。

■文化財指定記念展示を行います
期間:8月6日(水)~
場所:郷土博物館
※月曜日休館。月曜日が祝日の場合は開館し、翌日休館。

問合せ:生涯学習課
【電話】62-3744【FAX】63-9680