- 発行日 :
- 自治体名 : 千葉県印西市
- 広報紙名 : 広報いんざい 令和7年12月号
■がん検診「要精密検査」と言われたらそのままにしないで
皆さんにクイズです。日本で最も多く診断されている「がん」の部位はどこでしょう。
正解はというと、1位は大腸、2位は肺、3位は胃です。大腸がんは男女ともに多く、近年は増加傾向にあり、また要精密検査になっても「痔だから」「毎年だから」と精密検査を受診しない人も少なくありません。
がん検診の結果の「要精密検査」は「がんが見つかった」という意味ではなく、「がんの疑いを含めて病気の可能性があるので、もう少し詳しく調べてみましょう」という段階です。
実際には、多くの人がより詳しい検査で「異常なし」と診断されています。一方で、がんと診断を受けても早期にがんが見つかれば、体への負担が少ない治療で回復できることもあります。
大切なことは、早めに行動すること。「症状がない」「健康だから」といった理由で精密検査を受けないと、もしがんであった場合に診断が遅れ、がんが進行してしまう恐れがあります。精密検査を受けることが、あなた自身の健康を守ることにつながります。不安な気持ちをひとりで抱え込まないで、ぜひ医療機関を受診してください。未来の安心のために、今できる一歩を踏み出しましょう。
問合せ:健康増進課健康支援係
【電話】33-3270
