健康 けんこういんざい 272

■五十肩とは?
五十肩は一般的によく使われる言葉ですが、実は正式な病名ではありません。医学的には凍結肩と呼ばれ、明らかな原因がないのに肩の痛みや拘縮(関節が硬くなって動きが制限される状態)が起こるものをいいます。
凍結肩はある日突然痛みが現れ、徐々に肩が動かしにくくなっていきます。腕を上げようとすると肩がすくみ「いかり肩」のようになるのが特徴です。これは、肩関節の滑らかな動きを助ける組織同士がくっついてしまったり、炎症が生じることで起こるとされています。
この病気には「炎症期」「拘縮期」「回復期」の3つの時期があり、これらの時期を経て徐々に回復していきますが、症状の程度や回復までの期間は人により異なります。治療では、まず炎症と痛みを抑えることが優先され、次に肩の可動域を広げる運動療法が行われます。症状によっては、関節の組織同士がくっついている状態を改善するために手術が検討されることもあります。
時間が経てば自然に治ると思われがちですが、無理な動きは炎症を悪化させ、逆に放置すれば拘縮が進み、肩が元のように動かなくなることもあります。医師の指導のもとで、適切な治療とリハビリを継続することが、回復への近道です。

問合せ:健康増進課健康支援係
【電話】33-3270