文化 -いんざい-しぜん図鑑【NO.33】

■アマガエル
アマガエルは、2~4.5cmの大きさで、沖縄や一部の地域を除く日本全域で一般的に見ることができるカエルです。普通のカエルは主に繁殖期の夜に鳴くことが多いのですが、アマガエル(雨蛙)は和名のとおり、雨が降りそうになると繁殖期以外に昼間でも鳴くことがあります。春から初夏にかけて、田んぼや貯め池などで繁殖し、孵化(ふか)から1カ月ほどで、オタマジャクシからカエルまで成長します。また、皮膚の粘膜から毒が分泌するため、触れた際には手洗いを徹底するなどの注意が必要です。
市内でも5月下旬頃から、上陸した個体を谷津や水田などの水辺に近い場所で確認することができます。

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