くらし 住みよさ実感 ~広報レポーターが気づいたまちの魅力~

■自転車DE(で)印西散歩
広報レポーター 塩田元子(滝野)

「都市と田園の街」印西市。国道464号は時間があっという間に過ぎるほどのお買い物ロード。世界的企業のデータセンター、子どもたちのエネルギーが満ちる幼稚園、保育園、小中学校、学生の学び舎、高等学校・大学、青々と広がる豊かな実りの田園。市内を取材して記事におこすとき、文字に想いがまとうようにコンコンと湧き出て溢れます。今回は数百年とかれることがない印旛沼周辺をロードバイクで走ってきました。
お散歩は、愛車とともに印旛日本医大駅からスタート。晴れ渡る青空の下、最初のチェックポイントは花台夕陽ヶ丘を通り、双子公園です。えっちらおっちら鼻唄まじりの印旛沼周遊の始まりです。道中の小まめな給水補給は忘れずに、にこりと笑うナウマンゾウ親子にチェックイン。暑かったー。
公園にある小山に上がり、鉄橋を見渡し、瞳の中いっぱいの水田の稲を見ると、自転車を漕いで乾いたカラダに「水田の水」「稲の緑」がゴクゴクと沁み込むようでした。そんな双子公園でお会いしたサイクリストさんにインタビューしました。お住まいは四街道市、「今日は佐倉市を周り、印旛沼を周りながら帰宅します。ナウマンゾウ親子はサイクリストの目印と休憩場所なんですよ、欲を言えば水分補給に自動販売機があるといいですね」そのリクエストに火照っていた私も納得。次は少し寄り道をして、佐倉ふるさと広場に行きました。
ここでもサイクリストさんから「印旛沼や印西市で100kmコースができたらいいよね」との大きなリクエストも伺い、後半はお寺や船場を見ながら「そうか、こんなにも大きく豊かな水源は、悠久の昔、たくさん生命をつないできたんだ」と身土不二(しんどふじ)に感銘した1日でした。
なお、コースの詳細は、印西自転車散歩マップをご参照ください。