- 発行日 :
- 自治体名 : 千葉県富里市
- 広報紙名 : 広報とみさと 令和7年12月号
■福祉のまちの景色
▽学校給食費無償化の拡充
千葉県と連携して小学校に通う第3子以降の学校給食費無償化を行うとともに、市独自で中学校での給食費無償化を実施することで、子育て家庭への支援につながる取組を行いました。
▽健康なからだづくりの推進
『とみさと元気なまち宣言』に基づき、健康寿命の延伸に向けた取組として、カラダ改善プロジェクトやナイト筋トレ、減塩レシピコンテストなどを開催し、各世代が自ら積極的に健康づくりに取り組めるよう、大学や関係機関と連携し推進するなど、健康意識の醸成を図りました。
■安心・安全なまちの景色
▽災害対策の強化
緊急時に素早く情報を伝えるための防災・防犯メールの運用を適切に行うほか、市内民間事業者3者と新たに災害時応援協定を結び、市の防災体制をさらに強化しました。
▽通学路の安全対策
通学路の危険箇所において、グリーンベルトの設置、「通学路」表記の路面標示の設置、交差点におけるクロスマーク及び赤枠の路面標示などの設置を実施しました。
■自然・生活環境の景色
▽森林の再生と保全
風倒木などによる道路や送配電線の被害を未然に防止するため、公益的機能が高い保安林を災害に強い森林となるよう整備しました。
▽地球温暖化対策の推進
家庭でできる地球温暖化対策の一つとして、住宅用の省エネルギー設備などを導入する市民に補助金を交付し、温室効果ガスの排出抑制に取り組みました。
■連携と交流のまちの景色
▽市民活動サポートセンター事業
地域課題解決に向けて、市民活動団体や事業者などとのネットワーキングやコーディネートを行い、協働のまちづくりの拠点として機能の充実・強化に努め、市民活動団体などを支援しました。
▽ファンクラブの創設
とみさとファンクラブ公式サイトやインスタグラム、会員限定ダイレクトメールにより、各種イベントなどの情報を発信することで、関係人口の拡大や地域経済の活性化を図りました。
■都市基盤の景色
▽都市の骨格を形成する軸づくり
都市における円滑な移動の確保、良好な市街地の形成、災害時の防災性の向上など、将来にわたって市民生活の向上や市内経済活動の持続的な発展に重要な都市計画道路3・4・20号成田七栄線の道路整備を進めました。
▽地域にあった公共交通体系づくり
市独自の「デマンド交通(キャロリン号)」の予約方法に、ウェブ予約を追加したほか、市内のバス路線図やデマンド交通の乗降場所、利用方法などをまとめた「富里市公共交通マップ」を産学官連携で制作し、市内公共交通機関の周知と利便性の向上に努めました。
■産業のまちの景色
▽すいか生産の支援
市内のすいか生産者に奨励金を交付することにより、生産意欲の向上とともに、全国有数のすいか産地として知名度向上が図られ、富里農業の発展につながりました。
▽観光・交流づくり
馬をテーマにしたイベントを開催し、「馬のふるさと」としての魅力を市内外へ発信しました。また、「とみちゃん夏まつり」を通じて、市民の郷土愛を深め、本市の魅力を広く発信する機会を創出しました。
■教育のまちの景色
▽ICTを活用した教育
1人に1台配備されたタブレット端末を有効に活用し、授業で工夫を講じることにより、児童生徒の学力向上に努めました。
▽情報・芸術・文化の発信拠点づくり
芸術活動の発表の機会や質の高い芸術作品に触れることで、多彩な感性を磨く機会が増え、市民の生活の充実感向上に努めました。
■行政経営の景色
▽職員のスキルアップと行政運営の効率化
職層ごとに求められる基礎知識や専門的な知識の習得につながる研修機会を提供し、多種多様な行政ニーズに対応できる職員の育成を行いました。
▽財源の確保
自主財源の根幹となる市税を確保するため、課税客体を適正に把握するとともに、徴収対策の強化を図りました。また、ふるさと応援寄附金などの活用により財源の確保に努めました。
