- 発行日 :
- 自治体名 : 千葉県山武市
- 広報紙名 : 広報さんむ 令和8年1月号
■さんむ文化財ギャラリー(53)
◆正岡子規看護当番表
山武市歴史民俗資料館所蔵
子規は明治二一(一八八八)年鎌倉旅行中に初めて喀血、翌二二年に再び喀血、一週間ほど続きました。この間子規は時鳥(ホトトギス)の歌を四・五十句作り、はじめて子規と名乗りました。子規とはホトトギスの異称で、本名常規の「規」が共通していることから子規と号したと明治三二年のホトトギス「雅号に就いて」に記載されています。「ホトトギス」は子規の代表作の刊本です。
中国の故事に「杜鵑の吐血」という言葉があります。ホトトギスは鳴き声が甲高く、口の中が赤く、まるで吐血したように見えたのでしょうね。子規も喀血を繰り返したことから自らをホトトギスに例えたのでしょうか、沓手鳥・不如帰等たくさんの字があてられています。
伊藤左千夫の「野菊の墓」・夏目漱石の「吾輩は猫である」の初掲載は「ホトトギス」です。
明治二五(一八九二)年一一月から母八重・妹律と三人の生活を始めます。
明治二八(一八九五)年日清戦争従軍記者として遼東半島に渡り、帰国の船中で喀血以後喀血が続き、明治三三(一九〇〇)年一月に伊藤左千夫が初めて来訪。明治三五(一九〇二)年三月から左千夫・虚子・義郎・碧梧桐・鼡骨が交代で看護にあたります。現存している看護表は七月二十八日~八月一七日までの三週間分です。
子規が亡くなるのが九月一九日ですから三月末から亡くなるまでの間続いていたと考えられます。左千夫をはじめ四人の子規への熱い思いが伝わる看護表ですね。
山武市歴史民俗資料館
■文化会館催し物
◆さんぶの森ふれあいコンサートvol.29
新春を彩るマリンバとピアノの調べ
出演:
・野口彩乃(山武市出身)
(マリンバ)
・武田真弓(東金市出身)
(ピアノ)
日時:1月10日(土) 開演午後2時(午後3時40分終演予定)
場所:さんぶの森文化ホールホール
入場料:無料(全席自由)
内容:
クラシックからJ-POPまで!
地元アーティストが贈る、新春にぴったりの楽しいコンサート。
聴いて、歌って、心ふれあうメロディをお楽しみください。
※演奏曲
・チャルダッシュ
・ディズニーメドレー
・COSMOSほか ※変更になる場合がございます。
◆第22回みんなのコンサート
日時:1月18日(日)
1部…午前9時30分
2部…午前11時30分
3部…午後2時
4部…午後4時(予定)
場所:成東文化会館のぎくプラザホール
入場料:無料(全席自由)
内容:プロ・アマ問わぬ、ホールステージでの情熱の演奏をご覧ください。
◆1月の休館日
1日(木・祝)~5日(月)、13日(火)、14日(水)、19日(月)、26日(月)
問合せ:成東文化会館のぎくプラザ・さんぶの森文化ホール
【電話】0475-82-5222
