くらし 議会だより 第80号

■令和7年第3回定例会が開催されました
▽第3回定例会
第3回定例会が8月26日から9月19日までの25日間の会期で開催されました。
この定例会では、市長から提出された令和7年度いすみ市一般会計補正予算ほか12議案が審議され、採決の結果、いずれも原案のとおり承認、可決、認定されました。
また、第2回定例会において継続審査となっていました請願第1号及び請願第2号については、採決の結果、いずれも全会一致で採択し、国会等への意見書が可決され、関係機関へ送付しました。
このほか、議会に寄せられた陳情1件については審議され、採決の結果、不採択とされました。

▽主な議決内容
・令和7年度いすみ市一般会計補正予算は、第2号補正予算680万9千円、第3号補正予算21億4991万2千円を追加し、総額240億3896万8千円とすることは全会一致で承認、可決されました。

■令和7年第3回定例会の議決結果

■決算審査報告
令和6年度一般会計及び各特別会計決算を審査するため、決算審査特別委員会を設置し、9月8日に委員会審査を行いました。
各会計の決算審査に当たっては、予算が適正かつ効率的に執行されたかを重点に審査を行い、活発な質疑が行われました。
なお、本委員会では全ての決算が認定され、9月19日の定例会最終日に委員長から審査経過と結果を報告し、採決の結果、全ての議案が認定されました。
また、今後の行財政運営に反映させるため、市当局に対して次の事項を要望しました。
1.一般会計歳出予算において、執行がない事業又は執行実績が乏しい事業は、申請要件等を緩和し、市民が利用しやすい事業となるよう制度設計の見直を行うこと。さらに、事業の統廃合や精査を目的とするPDCAサイクルを実施して、事業や予算の妥当性と効率性の向上を図ることを要望する。
2.物価高騰が続いていることから、物価高騰支援施策を更に充実させること。また、生活保護等に関する相談件数の増加や相談内容の複雑化に備えるため、ケースワーカーの研修の充実や増員など体制づくりの検討を要望する。
3.マイナンバーカードやマイナンバー健康保険証の更新時期等の周知を引き続き徹底し、情報提供の強化に努めるよう要望する。
4.国民健康保険税の負担が高く、払えない家庭が増えている現状を踏まえ、引き続き国へ補助金の拡充を求めることを要望する。

〔決算審査特別委員会〕※詳しくは本紙をご覧ください。