くらし 「希望を持って安心して暮らせるまちに」栄町長 橋本浩

明けましておめでとうございます。町民の皆様におかれましては、お健やかに良き新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
昨年、栄町は町制施行70周年を迎え、11月には記念式典を挙行し、皆様と共に節目の年をお祝いしました。今日まで町政発展にご尽力くださった皆様のご支援とご協力に、改めて深く感謝を申し上げます。
昨年の町政を振り返りますと、地域社会全体でこどもを守り育てる「こどもまんなか社会」の実現を通し、すべての人々にとって、しあわせを感じられるあたたかいまちをつくることを目的に、3月に「栄町こどもまんなか」を宣言しました。その一環として、子どもたちがまちづくりにかかわる活動を行うための「こどもまちづくり活動助成事業」や子ども食堂などの運営団体を支援する「こどもの居場所づくり運営費補助金制度」を新たに創設したところです。
また、皆様の通院や通勤・通学、買い物などの新たな移動手段として、県道鎌ケ谷本埜線バイパスを活用した印旛日医大路線定期運行バスの実証実験を7月から開始しました。
さらに、避難所でもある小中学校体育館に、児童生徒の学習環境の向上と良好な避難所環境を確保するため、令和7年度中にエアコンの設置を完了させるほか、町内事業者との「災害時におけるドローンによる支援活動協定」の締結に加え、地域の住民および団体と職員による各種防災訓練も重ねるなど、災害時の初動対応力の強化に努めました。今後もキッチンカーやトイレカーの新規導入、安食台第一近隣公園内の防災井戸整備など、災害支援拠点の機能強化に努めてまいります。
スポーツの分野では、栄中学校卓球部女子団体が悲願の夏の全国大会に出場し、ソフトボール部が他校との合同チームながらも新人体育大会で優勝を収めたほか、栄町を主会場として開催された印旛郡市民スポーツ大会においては、団体・個人ともに上位入賞を果たしました。
さて、本年はまちづくりの基本となる第5次総合計画の総まとめを行うとともに、次期総合計画を策定する大切な年となります。
これまで人口減少対策への取組を推進した結果、令和3年度からは社会人口がプラスに転じるなど一定の成果をあげてきましたが、今後も人口減少・少子高齢化の更なる進行による地域経済の縮小や社会保障制度の維持、公共インフラの更新などさまざまな課題が待ち受けております。
一方、成田空港では「第2の開港プロジェクト」が進められており、栄町を含む空港周辺地域では、新たな企業の進出や雇用の拡大などの経済波及効果が期待されます。このチャンスを逃すことなく定住移住施策を更に推進し、人口減少に歯止めをかけるとともに、地域の産業力・経済力を高めるための基盤づくりなどに取り組んでまいります。
町民の皆様が生涯を通じて安全に安心して暮らすことができ、若い世代からも「住み続けたい」「住んでよかった」と思われる町、そして、町外の方々からも住んでみたいと思われる「笑顔があふれるあたたかいまち」を目指してまいります。
本年は午年です。颯爽と駆け抜ける名馬の如く、あらゆる困難に立ち向かう強さと、時代の変化に柔軟に対応するしなやかさを持って、皆様とのつながりを大切にしながら、未来に向かって大きく躍進する年となるよう全力で取り組んでまいります。
結びに、皆様にとりまして健やかで素晴らしい年になりますよう心からご祈念申し上げ、新年のご挨拶といたします。