くらし まちこれ!vol.11

このコーナーでは、町民のみなさんに、まちづくりの課題と今後の取組みをお知らせするため「まちのこれから」=「まちこれ!」と題し紹介していきます。

■“こどもをまんなかに”つながるまちづくり
町全体で、こどもを守り育てる「こどもまんなか社会」の実現を目指し、こどもはもちろん、すべての人々にとって、住み続けたい、住んでみたいと思える幸せを感じられるあたたかいまちづくりを進めています。
その一環として、「こどもの居場所づくり」に取り組みます。地域の方々や企業の協力を得て、場所や食事の提供、見守り活動を行うなど、こどもたちが安心して過ごせる場や、自分の存在が認められる場、活躍できる場を創出します。
こうした取り組みを通じて、世代を超えた交流の場へと発展させることを目指しています。

■こどもの居場所づくり運営費補助金制度を創設しました(申請団体募集中!)
「こども食堂※・赤ちゃん食堂」の支援として、こどもの居場所づくりを行う団体に対し、月10,000円を上限に食料費や光熱水費など運営費の補助を行います。
※こども食堂…無料または安価で食事を提供する場。多世代交流の場、居場所づくりの場など様々な機能をもつ。

◆活動団体の紹介
▽赤ちゃん食堂ちる(布鎌地区)
妊娠中のお母さん、0~2歳までのお子さんと保護者を対象に、離乳食初期から完了期までの食事や手作りランチを提供しています。
また、気軽に子育て相談ができる場や、親子でゆっくり過ごせる空間「おやこの居場所」を用意しています。
活動団体:NPO法人ファミリーパートナーチル

▽こどもの居場所スタらぼ(布鎌地区)
栄町在住の小学生を対象に布鎌小学校内で、朝7時から児童を預かっています。こどもたちが安心して過ごせる居場所となり、保護者の支援にもつながっています。
また、毎月「こども店長体験プログラム」を開催し、お金の基本的な仕組みや企画・製作・販売などを実践的に学べるイベントを開催しています。
活動団体:スタらぼ

問合せ:福祉・子ども課児童福祉班
【電話】33-7707

■こどもまちづくり活動助成事業
子どもの頃からまちづくりにかかわる活動を経験することは、町に愛着を持ち、将来町に住み続ける方を増やすことにもつながるものです。
町では、子どもたちが考えて計画し、自分たちで行うまちづくり活動事業の経費助成を令和7年度から開始しています。
対象者:町内に在住または通学している小学生から高校生までの年齢の方3人以上で構成する団体
※構成員とは別に、責任者および監査人として18歳以上の方2名を置く必要があります。
※同一世帯(家族)のみでの申請はできません。
対象となる事業:栄町を住みよくする・活性化するなど、まちのためになり、令和8年2月28日までに終了する事業
※事業例:地域の人と子どもたちの交流会、子どもサロン、栄町PRポスター作成など
助成金額:事業を行うためにかかった費用で10万円まで
講師などへの謝礼・消耗品・会場使用料など
申請方法:
(1)申請書類を提出
・事業計画書
・経費の予算書
(2)事業計画書などで町が内容を確認し、助成を決定
(3)助成金額を事前支払い
※必要に応じて団体の規約および口座情報を提出していただく場合があります。
(4)団体が事業を実施
※事業計画書などの様式は町ホームページまたは企画財政課まで
(5)事業終了後、実績報告書を提出・精算
興味のある方は、ぜひお問い合わせください。

問合せ:企画財政課企画広報班
【電話】33-7773