- 発行日 :
- 自治体名 : 千葉県栄町
- 広報紙名 : 広報さかえ 令和7年11月号vol.878
いい歯の日は「11(いい)8(は)」のごろ合わせになっています。
健康な歯を保つことで年齢を重ねても、何でもよく噛むことができ食事が美味しく、表情も豊かになります。
現在、80歳で20本以上の歯がある人の割合は約61.5%と過去最高になっています。一方4mm以上の歯周ポケットを持つ者の割合も80歳~84歳が最も高く61.6%。
歯周病は歯を失う原因の1位。痛みなどの症状がほとんどないため、気付かないうちに進行してしまいます。
■歯周病がおよぼす全身への影響
歯周病菌が出す毒素は歯ぐきの血管を通って全身へ運ばれ、心筋梗塞や脳梗塞などさまざまな病気と関連しています。
・脳梗塞
・誤嚥性肺炎
・心内膜炎
・糖尿病
・心筋梗塞
・動脈硬化
・低体重出産
・早産
■歯を抜けたままにしておくと…
・抜けた歯の場所に隣の歯が倒れ、噛み合っていた反対側の歯が伸び出てきて歯並びや嚙み合わせが悪くなります。
・歯磨きがしにくくなり、口腔内の衛生状態が悪化、むし歯や歯周病、口臭の原因になります。
・前歯の場合、発音が不明瞭になるだけでなく、口元にしわが寄り、顔貌の印象も変化する可能性があります。
噛み合わせが崩れ健康な歯まで悪くなります
人生100年時代、歯と口の健康を保ち続けるためには、自分のお口の中の状態を知ることが大切です。痛い時だけの受診ではなく、半年に一度、検診とクリーニングを、かかりつけ歯科医院で受けましょう。
町では「歯周病健診」を無料で受けられるサービスがあります。詳しくはP.9をご覧ください。
「いい歯の日」を機会にお口の健康づくりを見直しましょう!
問合せ:健康介護課健康推進班
【電話】33-7708
