- 発行日 :
- 自治体名 : 千葉県多古町
- 広報紙名 : 広報たこ 令和7年5月号
6月7日、大阪・関西万博で多古高生が世界に向けて発信・発表を行います。
多古高校では生物部・家政部を中心にSDGs(持続可能な社会をつくるための世界的な目標)の実現のために、町内の残菜を活用したコオロギの飼育や、コオロギをタンパク質の粉末にして食用に利用する研究・活動を2年にわたり進めてきました。町民の皆さまの中にも、いきいきフェスタなどでコオロギパウダー入りのクッキーや町内の菓子店のご協力によるお饅頭を食べたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。私も購入し食べさせていただきましたが、どれも大変おいしかったです。町も「デジタル農家エコシステム推進事業」の一つとして、民間企業と連携し活動を支えています。
大阪・関西万博のテーマは、「いのち輝く未来社会のデザイン」です。世界は今、環境問題、戦争・紛争、人権問題、食糧問題など一つの国だけでは解決が難しい地球規模の課題に取り組み、共に未来を創っていかなければなりません。まさに、多古高校の取り組みは未来を見据えた活動といえます。
多古高校は平成24年からコミュニティスクールとして、多くの方々に応援していただいています。町ではこれからも地元の学校として、しっかりと応援してまいります。